テーブルは、食事やくつろぎ、作業、メイク、趣味など、日常のさまざまなシーンで活躍します。しかしその分、種類やデザインが豊富で、「どれを選べばいいのか分からない」と迷う人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、テーブル選びの基本ポイントから、ダイニング・リビング・デスク・メイク・アウトドアなど用途別のテーブルの種類やおすすめをご紹介。
見た目だけでなく、サイズや使いやすさ、暮らしに合った機能性まで含めて、あなたにぴったりの1台を見つけるお手伝いをします。
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1. テーブルの選び方の基本
テーブルを選ぶ際にチェックしたいポイントは主に「使う場所・用途」「サイズ」「天板の形・脚のタイプ」「デザイン」「素材」の5つ。
①使う場所・用途
リビング、ダイニング、ワークスペースなど、どの空間で使うかによって適したテーブルは大きく変わります。まずはどの場所で、どんな用途で使いたいのかを明確にしましょう。
②サイズ
使う場所や用途が決まれば、どれくらいのサイズのテーブルが必要かイメージが付くでしょう。使う場所や用途に応じて、テーブルの横幅・奥行き・高さをチェックしましょう。この際、人数や設置場所に合ったサイズを選ぶことが基本です。
例えば4人用ダイニングテーブルなら幅120〜140cmが目安。周囲に60cm以上のスペースがあると、椅子の出し引きや移動もスムーズです。
③天板の形・脚のタイプ

テーブルの天板の形は、使いやすさだけでなく、お部屋の印象も大きく左右します。天板の形は主に「長方形・正方形・円形・楕円形」など。四角形は種類が豊富でレイアウトしやすく、丸型は圧迫感が少なく柔らかい印象を与えます。
テーブルの脚にもこだわると、椅子の収まりやすさもUP。4本脚のテーブルでも問題なくすっきり収まりますが、一本脚・T字脚ならより洗練した印象を与えます。
④デザイン性
ナチュラル・北欧・モダン・ヴィンテージなど、空間全体のテイストに合ったデザインを選ぶことで、まとまり感が生まれます。
⑤素材
木製(天然木・突板・化粧板)、ガラス、メラミン、スチールなど、素材によって見た目もお手入れ方法も異なります。耐水性や傷のつきやすさにも注目しましょう。
木製は商品数が豊富で耐久性が高く、水拭きしやすいのでお手入れが簡単。ガラスは洗練されたデザインで空間を広く見せ、空間が垢抜ける効果があります。ただし、耐熱性は低く、温かいものが直接置けない、割れた際のリスクなどがあるので注意です。
■+αでチェックしたいポイント
①折りたためるか
限られたスペースで使いたい場合は、折りたたみ式のテーブルが便利です。使わないときに片付けられるので、一人暮らしや来客用にもぴったりです。
折りたためないテーブルも、その分頑丈さや安定感があるので、使う場所に応じて選びましょう。
②安全性
小さなお子様や高齢の方がいるご家庭では、安全面も重要なポイントになります。「角が丸いか」「安定感のある脚構造か」「折りたたみ時に指を挟みにくいか」などもチェックしましょう。
③搬入経路は確保できるか
特に天板が大きいテーブルは、玄関や廊下を通るかどうか、エレベーターに乗るかどうかも事前に確認を。組み立て式かどうかもチェックしておくと安心です。
2. テーブルの種類にはどんなものがある?
テーブルの種類は、ダイニングテーブル、ローテーブル、折りたたみテーブル、こたつなど様々! 用途や向いている場所なども様々です。 下記で詳細をご紹介していくにあたり、まずは主なテーブルの一覧表をご紹介します。
■テーブルの種類の早見表
種類 | 主な用途・場所 | 高さの目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
ダイニングテーブル | 食事・団らん | 約70cm | 4人以上でも対応しやすい |
ローテーブル | リビング・団らん | 約35cm | ソファ前やリビングに置くなど |
折りたたみテーブル | 来客・団らん | 約30cm | コンパクトに収納可 |
センターテーブル | リビング | 約35~40cm | ソファ前に置くなど |
サイドテーブル | リビング・寝室 | 約50~55cm | ソファ横やベッド横に |
デスク | PC作業 | 約70~75cm | 奥行広め、配線穴が便利 |
ドレッサー | メイク | 約70~75cm | ホワイトデザインで、鏡・引き出し付が多い |
こたつテーブル | リビング・冬 | 約35cm | 冬の足元を温かく |
コンソールテーブル | リビング・玄関 | 約70~85cm | インテリア用に |
3. 食卓向きのテーブルの種類とおすすめテーブル
食事をする場所に適したテーブルには、「ダイニングテーブル」「カフェテーブル」「カウンターテーブル」「伸縮テーブル」などがあります。
①ダイニングテーブル
■通常タイプ
最もスタンダードな食卓用テーブルで、4人〜6人掛けの長方形タイプが主流です。ダイニングチェアとの組み合わせもしやすく、家族や来客との団らんにぴったりです。ダイニングソファと合わせれば食事とリビングの兼用も可。高さは約70cm前後。
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■ロータイプ(座卓スタイル)
床に座って使うスタイルのダイニングテーブル。和室やローソファと相性がよく、食事だけでなく、くつろぎの時間にも活躍するテーブルです。高さは約35cm前後。
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②カフェテーブル
ダイニングテーブルよりも小さく、軽食が置ける程度の小さめテーブル。一本脚が特徴的です。おしゃれなデザインで、窓際に置けばおうちでもカフェ気分。一人暮らしなら食事用テーブルとして、二人暮らしならお茶スペースとして使えます。高さは約70cm前後。
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③カウンターテーブル
カウンターチェアと合わせて使うハイタイプ。キッチンカウンターと一体化させたレイアウトにもぴったりで、立ち作業や立食スタイルにも対応できます。高さは80cm前後。
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④伸縮テーブル
天板をスライドや折りたたみで伸ばせる可変型のテーブル。普段はコンパクトに、来客時には広げて使えるため、限られた空間でも柔軟に対応できます。
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4. リビング向きのテーブルの種類とおすすめテーブル
リビングは、くつろぎや家族の会話、テレビ視聴など多目的に使われる空間。適したテーブルは「ローテーブル」「折りたたみテーブル」「センターテーブル」「サイドテーブル」「ガラステーブル」「昇降テーブル」などがあります。
①ローテーブル
床で使うテーブルで、ソファ前に置くスタイルが一般的。リビングの中心や食事で使われることが多く、木製やガラス製、収納付きなどデザインや機能の幅も広いです。高さは約35cm前後。
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②折りたたみテーブル
必要なときだけ広げて使える省スペースタイプ。使わないときはコンパクトに畳んで収納できるため、来客時や一時的な作業スペースとしても便利。一人暮らしのメインテーブルとして使われることも多いです。軽量なものが多く、掃除や模様替えの際にも扱いやすいのが魅力。高さは約30cm前後。
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③センターテーブル
ローテーブルの中でも特にソファの前に配置する、リビングの主役的なテーブル。リモコンや雑誌などちょっとした物を置くのにちょうど良いです。ソファの高さに合うよう通常のローテーブルより少し高さがついています。リビング全体の印象を左右するため、デザイン性や素材にもこだわるのがおすすめです。高さは約35~40cm前後。
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④サイドテーブル
ソファ横やベッドサイドに置くコンパクトなテーブル。座った状態で手が伸ばしやすいよう、少し高さがついています。飲み物やスマホ、観葉植物などちょっとした物を置くのに便利です。高さは約50~55cm前後。
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⑤ガラステーブル
天板にガラス素材を使用したスタイリッシュなテーブル。透明感があり、部屋を広く見せたいときやモダンなインテリアと相性抜群です。ただし、耐熱性は低く、割れた時のリスクもあるのでお子様がいるご家庭では注意が必要です。高さは約30~35cm前後。
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⑥昇降テーブル
天板の高さを自由に調整できる多機能テーブル。ソファに座っての食事やPC作業、ローテーブルとしての使用など、1台で複数の用途をカバーできます。
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5. 作業向きのテーブル・デスクの種類とおすすめテーブル
在宅ワークや勉強ではテーブルではなくデスクがおすすめ。座っての作業ならローテーブルも選択肢のひとつ。部屋の広さや作業時間、姿勢のクセに合わせて、自分にぴったりの1台を見つけましょう。
①デスク
一般的な作業用デスクで、奥行き・幅ともにしっかり確保されているのが特徴。パソコンやモニターを置いても作業スペースに余裕があり、引き出しや収納棚付きなど機能性の高いモデルも豊富です。高さは約70〜75cm前後。
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②ゲーミングテーブル
ゲーム用として設計された専用デスク。広い天板に加え、モニターアームやケーブルホールなどの機能性と没入感を高める設計が魅力です。在宅ワークと趣味を両立したい方にもおすすめ。高さは約70〜75cm前後。
③ローテーブル
床に座って作業するスタイルに適した高さ約35cm前後のテーブル。省スペースで設置でき、和室や一人暮らしのお部屋にもぴったりです。
④折りたたみテーブル
必要なときだけ広げて使える、持ち運び&収納しやすいタイプ。パソコン作業・勉強・書き物などの一時的なワークスペースとして最適で、テレワーク中の在宅勤務スペースにもおすすめ。使わないときは壁や隙間に収納して空間を広く使えます。
⑤昇降デスク
天板の高さを自由に調整できるデスクで、座り作業と立ち作業を切り替えながら使えるのが特徴。集中力の維持や腰痛の予防にも効果的です。電動タイプや手動レバー式などがあり、テレワークや長時間作業にも人気のアイテムとなっています。
6. メイク向きのテーブルの種類とおすすめテーブル
毎日のメイクやスキンケアを行うテーブルには、ドレッサーがおすすめ。ドレッサーのなかにも、椅子に座って使うハイタイプと、床で使うロータイプがあります。
①ドレッサー(ハイタイプ)
イスに座って使う、一般的な高さのあるドレッサー。三面鏡やLED付きミラー、引き出し収納など、メイクやスキンケアが快適にできる設計が魅力です。寝室やリビングの一角に置いてもサマになり、見た目と機能性のバランスを重視したい人にぴったり。
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②ドレッサー(ロータイプ)
床に座って使う座卓スタイルのドレッサー。ローテーブルにミラーと収納を組み合わせたようなデザインで、スペースを取りにくく、ワンルームや和室にもおすすめです。ミラー部分を閉じればサイドテーブルのようにも使え、見た目もすっきりします。
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7. ディスプレイ向きのテーブルの種類とおすすめテーブル
お気に入りの雑貨や植物、アート作品などをおしゃれに飾りたいなら、ディスプレイに特化した「コンソールテーブル」が適しています。
①コンソールテーブル
玄関や廊下、壁際などに置かれる細長いテーブル。動線を邪魔しないよう奥行きが浅く、雑貨や花瓶、アートフレームなどを“見せる収納”として飾るのに最適です。ミラーと組み合わせてドレッサー風に使ったり、玄関の鍵置きスペースとして活用するのもおすすめ。
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8. こたつテーブルの種類とおすすめ
寒い季節に活躍する「こたつテーブル」は、暖房機能とテーブルとしての役割を兼ね備えた優秀アイテム。布団を外して冬以外も使うという家庭も。最近では、リビングのインテリアに馴染むデザインや、オールシーズン使えるモデルも増えています。ここでは、主なこたつテーブルの種類と、それぞれの特徴をご紹介します。
①こたつローテーブル

もっとも一般的なこたつスタイルで、高さは約35〜40cmのローテーブル型。床座で使用することを前提にしており、ソファや座椅子と組み合わせることで、リビングのくつろぎ空間にぴったり。こたつ布団を外せば、オフシーズンは通常のローテーブルとして使えるのもポイントです。
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②ダイニングこたつ

椅子と合わせて使える高さ約65〜70cmのダイニングテーブル型こたつ。立ち座りがラクで足腰に負担が少なく、高齢の方やテレワーク中の方にも人気です。食事も作業も快適にこなせるため、“年中使える暖かいダイニングテーブル”として重宝されています。
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③布団レスこたつ

こたつ布団を使わず、天板や内部構造の工夫により熱を逃がしにくくしたスタイリッシュなモデル。見た目がすっきりしており、こたつっぽさを感じさせずにオールシーズン使えるのが魅力です。モダンインテリアや省スペース志向の方におすすめ。
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9. テーブルのコーディネート例
①北欧ナチュラル風ダイニングコーデ
北欧ナチュラルなダイニング空間を作るなら、木目調のテーブルがおすすめ。温もり感じのある優しい雰囲気が作れます。チェアも木目調やラタン調などナチュラル素材を意識してコーデすると統一感が生まれます。グリーンなどの観葉植物をプラスすると雰囲気UP。
【使用テーブル】[幅90] 2人用ダイニングセット (円形テーブル+ウィンザーチェアAタイプ2脚) Emma
②韓国風ガラステーブルコーデ
韓国風インテリアのポイントは淡色。木目調のテーブルも良いですが、ガラステーブルとの相性も抜群。その透明感が、モノトーン系のお部屋にもベージュ系のお部屋にもマッチ。軽やかながらも一癖ある佇まいが韓国っぽさを演出します。
【使用テーブル】[3size] ガラスローテーブル
③モダンなセンターテーブルコーデ
モダンなお部屋にはコンクリート調のインテリアがマッチ。センターテーブルに取り入れることで、お部屋全体に高級感がプラスされ、洗練された雰囲気になります。まわりのインテリアもモノトーンで統一させるのが垢抜けのコツです。
【使用テーブル】[幅90] コンクリート調 センターテーブル オープン収納付き CONCRETE
④一人暮らしのローテーブルコーデ
一人暮らしのテーブルは、食事も作業も一台で済ませられるようなテーブルがおすすめ。特に、コンパクトながらも少し大きめな折りたたみテーブルは、狭いワンルームでも使いやすいです。価格が安めなのも嬉しいポイント。
【使用テーブル】[4サイズ] 古木調折りたたみテーブル 八角形 Dice
⑤子どもが使う折りたたみテーブルコーデ
子どもが使うテーブルは安全性と使いやすい高さがポイント。丸いテーブルや角を落とした八角形のローテーブルは怪我をするリスクを抑えることができます。折りたたみで使わないときはしまっておけるので気軽に取り入れやすいです。カラフルな天板で楽しい雰囲気を彩って。
【使用テーブル】[5size] 8色から選べる折りたたみテーブル couleur
10. テーブル選びにまつわるよくあるQ&A
Q1: 食事用テーブルのサイズは何人用でどう選べばいいの?
A: 基本の目安は、1人あたり横幅60cm・奥行き40cm。例えば、4人で使うなら幅120〜140cmのテーブルが一般的です。余裕をもたせたい場合は、幅150cm以上あると快適です。
Q2: 一人暮らしに向いているテーブルは?
A: 折りたたみ式や伸縮タイプ、収納付きテーブルがおすすめです。限られたスペースでも柔軟に使え、来客時にも対応できます。
Q3: 木製とガラス製、どっちが使いやすい?
A: 木製はあたたかみがあり、キズや汚れにも強く日常使いに向いています。ガラス製はおしゃれで空間を広く見せる効果がありますが、指紋や割れに注意が必要です。耐熱性も低めです。
Q4: 子どもがいる家庭におすすめのテーブルは?
A: 円形テーブルや、角を落とした四角形テーブル、脚がしっかりした安定感のあるテーブルがおすすめです。汚れに強い素材や、拭き取りやすい天板だとお手入れもラクです。
Q5: ダイニングテーブルをリビングやデスク代わりに使ってもいいの?
A: 高さが合えば使えますが、大きすぎて空間に圧迫感が出る可能性もあります。リビングにはローテーブル・センターテーブルの方が馴染みやすいことが多いです。
11. まとめ
✔ 食事には「ダイニングテーブル」、リビングでのくつろぎには「ローテーブル」「センターテーブル」などがおすすめ
✔ デザインや素材感でお部屋の雰囲気が決まる
テーブルはダイニングテーブル、ローテーブル、センターテーブル、デスク、ドレッサー、こたつなど種類も機能も様々! 向いている用途がそれぞれ異なりますので、まずはどこでどんな用途で使いたいかを明らかにして探してみてくださいね。この記事がテーブルの種類を知るのに参考になれば幸いです!
クオリアルは『インテリアで暮らしを豊かに』をコンセプトにロープライスでオシャレな家具を販売するオンラインショップです。 ご紹介した商品以外にも、組み立て簡単なベッドや1人がけソファ、おしゃれなラグや便利な収納家具など幅広く取り揃えています。 ぜひ一度覗いてみてくださいね。
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。
創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします!
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