本棚は単なる収納スペースではなく、インテリアの一部としても重要な役割を果たします。おしゃれで機能的なディスプレイを工夫することで、部屋全体の雰囲気を一段と高めることができます。ですが、初めて挑戦する際は、どんなことを意識すればいいかピンと来ませんよね。
そこで記事では、本棚ディスプレイの魅力や、センス不要で簡単に試せる基本的なコツ、アイデアについて詳しく解説します。自分だけのスタイリッシュな本棚ディスプレイを実現しましょう!
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1. 本棚にディスプレイすることの魅力
本棚にディスプレイスペースを作ることには、以下のような魅力があります。
①個性の表現
本棚に本を収納するだけでも十分素敵ですが、ただ本を立てて並べるだけだとお部屋が単調な雰囲気になってしまいがちです。一冊表紙を見せるようにして飾るだけでも、一気に抜け感が出ます。
収納スペースとして使うのももちろん良いですが、一部分だけでも「見せる」を意識したディスプレイスペースを作ることで、自分だけのスタイルを表現できますよ。
②視覚的な楽しさ
ディスプレイスペースを作ることで、視覚的に楽しむことが出来る場所になります。色や形、配置の工夫によって、アートのようなディスプレイを作り出すことができます。
③実用性の向上
本だけでなく、小物も置けるようなレイアウトにすれば、より実用性が高まります。さらに、小物用の収納スペースを省略することが出来、お部屋をより広く使えることが期待できます。
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2. 本棚ディスプレイでの、6つの基本的なコツ
本棚ディスプレイをおしゃれにするためには、いくつかの基本的なコツがあります。
①ディスプレイしやすい本棚を選ぶ
もしまだ本棚を購入していない場合は、ディスプレイがしやすい作りの本棚を選びましょう。「ディスプレイ」「推し活」というキーワードが含まれているアイテムは、自由性が高く、ディスプレイしやすい傾向にあります。
ディスプレイしやすい本棚は様々ですが、
①扉付き : 隠したいものを隠せたり、扉部分に見せたいものを飾ることができます。
②高さ調節可能 : ディスプレイしたいものに合わせて、棚の高さを調節できます。
③前後可動棚 : ディスプレイしたいものに合わせて、棚の前と後ろで別々の高さにすることができます。
などがあります。
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②見せたいものとそうではないものを考える
お洒落なディスプレイ本棚は、「見せる」と「見せない」のバランスが大切です。何を見せて、何を見せないかを考えながらレイアウトをしましょう。
例えば、個性的なモチーフのインテリア、お洒落な表紙の本、アートパネルなどは「見せる」ディスプレイに最適でしょう。 また、「見せない」アイテムや本についても、シリーズごとに揃える、ジャンルごとに揃えるなど、グルーピングを意識しつつ収納していきましょう。
③軽いものは上段に、重いものは下段に
小説やオブジェなどの軽めの本やアイテムは上段に配置することで、本棚全体がすっきりとした印象になります。
図鑑やファイルなどの重め本やアイテムは下段に配置することで、重たい印象を避けることが出来ます。
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④余白を意識する
本を並べるだけだと、単調な雰囲気になるだけでなく圧迫感も出てしまいます。ディスプレイスペースを作ったり(この部分にも余白を意識する)、棚の上段に余白を設けるなどして、ゆとりのあるレイアウトを意識しましょう。
⑤色味の統一
本棚のディスプレイに使用する本や装飾品の色味を統一することで、統一感が生まれます。
例えば、本の背表紙の色でグラデーションを作ることで、美しいカラーコーディネートが完成します。暖色系から寒色系へのグラデーションを作ることで、視覚的に楽しめるディスプレイが簡単に完成します。
⑥高さ・奥行きのバランスを意識する
3. おしゃれな本棚ディスプレイテクニック7選
基本を抑えたら、おしゃれな本棚ディスプレイテクニックも考慮してみましょう。
①収納とディスプレイのバランスを考慮する
ディスプレイイメージが特に思いついていない場合は、まずは収納したい本を収納し、その余白を埋めるようにしてインテリアをディスプレイしていくと良いでしょう。
この時、ディスプレイスペースは、目に留まりやすい上段または中段に作るのがおすすめです。また、ジグザグを意識しながら配置すると、単調になりにくいです。
扉付きの本棚の場合は、見えない部分に本をしっかり収納し、見える部分は「見せる」を意識し、余白を残しつつ大胆にディスプレイをすると、こなれた雰囲気に仕上がります。
あまりインテリアを持っていない場合は、お気に入りの一冊の表紙を見せるようにして飾ってみるところから始めると良いでしょう。
②三角の形をイメージして配置する(三角構図)
インテリアは三角形の形を意識して配置することで、安定感とバランスが生まれます。高い(大きい)ものを中央に、低い(小さい)ものを両端に配置すると、自然なバランスが取れます。本棚に限らず、どんな場所にも活かせる、王道のテクニックです。
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③同じものや色や大きさで並べる(均等配置)
インテリアは、同じ物を並べたり、高さや色やモチーフが同じ属性のものを横に並べることで、統一感が生まれたり、キャッチーなディスプレイになります。
三角配置と同じく、どんな場所にも活かせる王道テクニックで、本を収納する際には「同じシリーズや高さでまとめる」などで応用が出来ます。
④色やテイストなど同じ属性のものを何度も配置する(レピテーション)
三角配置や均等配置を意識するだけでもお洒落な雰囲気になりますが、「各棚の色味を揃える」「本棚のテイストとインテリアのテイストを揃える」など、本棚のあちこちに同じ属性のものを配置する(レピテーション)ことで、よりこなれた雰囲気を演出することが出来ます。
⑤小物はグルーピングさせて配置する
インテリアは、同じ物を並べたり、高さや色やモチーフが同じ属性のものを横に並べることで、統一感が生まれたり、キャッチーなディスプレイになります。
ディフューザーやアクセサリー、メイク道具などの小物は気軽にディスプレイ出来る一方で、小さいので三角配置してもまとまり感が出づらいもの。 そんな時はディスプレイトレーやプレートを設置してその上に小物を置くと、グループ化(グルーピング)され、まとまり感が生まれます。
⑥非対称の配置
各段で同じ位置に見せる要素を配置すると、単調になりがちなので、ジグザグや非対称・ランダム性やを意識しながら配置すると、本棚に動きが生まれ、視覚的に興味を引く効果があります。
ただし、慣れていないうちはおしゃれな配置が難しいと思いますので、少しずつ取り入れていきましょう。
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⑦あえて本を横に置いてみる
4.本棚ディスプレイのアイデア集
①アートと本の組み合わせ
②植物を取り入れる
本棚に観葉植物を配置することで、緑がアクセントとなり、ほっと癒される空間が生まれます。ドライフラワーや造花も、置くと本棚が華やかな雰囲気になるのでおすすめです。
③お気に入りの表紙を飾る
④推し活アイテムを飾る
この記事で紹介したディスプレイテクニックを応用して、「見せる」に特化した本棚ディスプレイを作れば、推し活もバッチリ。来客時に見られるのが恥ずかしい方や推しをホコリや汚れから守りたい方は、扉付きのものを選ぶと安心です。
5. 本棚ディスプレイのメンテナンス
本棚ディスプレイを美しく保つためには、定期的なメンテナンスと管理が必要です。
①定期的な掃除
本棚はホコリがたまりやすい場所です。定期的に掃除を行い、清潔に保ちましょう。特にディスプレイアイテムの周りは、こまめに拭き掃除をすると良いでしょう。
②本の整理
定期的に本を整理し、不要な本は処分するか別の場所に移しましょう。新しい本を購入した際には、ディスプレイのレイアウトを見直すことも大切です。
③日光と湿気対策
本棚を窓際に置くと、明るい雰囲気を取り入れられますが、直射日光の当たるほどの場所に置くと、本やお気に入りのインテリアが色褪せたり劣化したりする原因になります。
遮光カーテンやUVカットフィルムを使うなどして対策をしましょう。また、湿気の多い場所も避けましょう。適切な環境で本棚を使用することが、美しい本棚ディスプレイを保ち続けるポイントです。
6.まとめ
本棚ディスプレイは、本棚の可能性を広げ、お部屋全体の雰囲気を高めてくれるインテリアテクニックです。色や配置のバランスを考慮し、個性を表現することで、おしゃれで機能的な本棚を作り上げましょう! この記事を参考に、素敵なディスプレイを作ってくださいね。
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。 創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします! クオリアルショップはこちら