「洋服や小物がどんどん増えて、部屋がごちゃごちゃしてきた…」「物が多くてなんだかお部屋が垢抜けない…」そんなときにおすすめしたいのがチェスト。
物を一か所に集約できる上、引き出し式で中身が見えないので、取り入れるだけで空間がすっきり。見た目がおしゃれなアイテムを取り入れれば、チェスト自体もインテリアとなりお部屋の雰囲気がより高まりますよ。
この記事では、洋服も小物もすっきり収納できる、おしゃれなチェストご紹介します!
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1. チェストとは? 基本的な使い方
チェストとは、引き出しが複数ついた収納家具の一種。 日本語では「箪笥(タンス)」と呼ばれることもあります。
収納力と使いやすさが魅力で、主に洋服や小物・日用品の整理に使われます。引き出し式で中身が見えないので、物を沢山入れても空間をすっきり見せられます。
【基本的な使い方】
①衣類の収納
引き出しが深めのチェストは畳んだ衣類を収納するのに最適。 クローゼットの中に入りきらない服や、日常的によく使う衣類をしまうのに適しています。
②小物の収納
引き出しが浅めのチェストは小物や書類を収納するのに最適。ごちゃつきがちな小物を引き出しごとにすっきり収納できます。
③ラック・ディスプレイスペースとして
チェストの天板は平らなものが殆どなので、「見せて飾る」ディスプレイスペースとしても使えます。お気に入りの雑貨や観葉植物など好きなものを飾ってみましょう。
④サイドテーブルとして
低めのチェストはソファやベッド横に設置すると、天板をサイドテーブル代わりに使うことができます。物もたっぷり収納できて便利です。
チェストには「必ずこう使わないといけない」という決まりはありません。好きなものを自由に収納する場所にしましょう。
2. チェストとキャビネットの違いは?
物を沢山収納できる家具として、チェストとあわせて挙げられるのがキャビネット。どちらも似ていますが、大きな違いとしては、
・「引き出し収納」がチェスト
・「扉収納」がキャビネット
という違いがあります。
【チェストとキャビネットの違い 早見表】
チェスト | キャビネット | |
---|---|---|
主な収納形式 | 引き出し | 扉収納・棚収納 |
向いているもの | 衣類・小物・書類など | 食器・家電・書籍など |
開け方 | 引き出しを手前に引く | 扉を開閉する |
チェストは引き出し式なので収納できるサイズは予め決まっていますが、物を見つけやすいです。
キャビネットは棚の位置を替えることで収納したい物に柔軟に対応できますが、仕切りなどはないので気を抜くとごちゃつきがち・綺麗に整えたいなら収納ケース等との合わせ使いが必須になります。
「チェスト」と「箪笥」は引き出し式収納という点で大きな違いはありません。(※箪笥は扉収納タイプも有り)
洋風デザイン・木製(突板など)や金属製なものが「チェスト」、和風デザイン・木製(桐など)なものが「箪笥」と呼ばれることが多いです。
3. おしゃれなチェストの選び方の基本的なポイント
おしゃれなチェストを選ぶ際にチェックしたいポイントは主に①「引き出しの深さと数」②「置く場所とサイズ」③「デザイン」④「組み立ての難易度」があります。
①引き出しの深さと数

チェストの引き出しの深さは商品によってそれぞれ異なります。
・引き出し深め(高さ15cm前後)→衣類向き
・引き出し浅め(高さ5cm前後)→小物向き
という傾向にあります。また、引き出しの数も注目したいポイント。
衣類を収納する場合、三段以上の深めチェストがおすすめ。「一段目に下着や靴下、二段目にトップス、三段目にボトムス」と、引き出しごとに分類すると、使いやすいです。
②置く場所とサイズ
チェストは大型なアイテムであるため、サイズを誤るとお部屋のスペースを無駄に占めてしまうことがあります。置きたい場所にあったサイズのチェストを選びましょう。
・ベッド横やワンルーム:幅60cm~80cm程度のコンパクトチェスト
・リビングやファミリー層:幅80〜120cmの中・大型タイプ
がおすすめです。
大型タイプは置けないけれど、沢山収納したいという場合は、高さを生かしたチェストを取り入れるのがおすすめです。
③デザイン
チェストは存在感のあるアイテムなので、お部屋の印象を左右します。お部屋の雰囲気にあったデザインを選びましょう。
大型でも圧迫感を和らげられる白いチェスト、汚れが目立ちにくくナチュラルな木目調のチェストは、どんなお部屋にも合わせやすく人気です。
④組み立ての難易度
チェストには組み立てが必要なものもあれば、完成品で届くので組み立てが不要なものもあります。組み立てが苦手な方は完成品・半完成品のアイテムがおすすめです。
4. 人気テイスト別 おすすめのチェスト
①【北欧風にも】シンプルな木目調チェストおすすめ
②【ホワイトインテリアに】お部屋がすっきり見える、白いチェストおすすめ
③アンティーク・エレガントなチェストおすすめ
5. チェストの置き場所は?
チェストは壁沿いに設置するのがおすすめ。よく使用する場所に設置しておくことで使いやすさがアップします。
①リビング
【テレビの横】テレビ横のチェストにはリモコンや充電ケーブル、文房具などの定位置に。天板には写真やディフューザーを飾ってインテリアの一部に。
【ソファの横】チェストは、ソファ横に置くとサイドテーブルとしても活躍します。天板は本や飲み物を置いてサイドテーブル代わりに、引き出しにはリモコンやティッシュや本などを。
②寝室
ベッド横に置くと、チェスト兼サイドテーブルとしても使えます。天板はスタンドライトや眼鏡・スマホ置きに。引き出しには本やパジャマやハンドクリームなど睡眠にまつわるアイテムを。
③デスク横
デスク横のチェストは書類やPCアクセサリの収納スペースに。デスク周りがすっきりし、作業効率もアップします。引き出しの深さは浅めのものがごちゃつきにくく、使いやすいです。
④子ども部屋に
チェストはもちろん子ども部屋でも活躍します。子どもの手が届く高さのチェストを選ぶと、自分で片づける習慣もつきやすくなります。ハンガーラック付きなら子どもも衣類の整理が簡単です。
ただし、背の高いチェストや、軽量なものは倒れやすいため転倒対策は忘れず行いましょう。
⑤クローゼット・ドレッサー横に
ドレッサー横に置けば、衣類やメイク道具・ドライヤーなどを収納できて、身支度が一か所で済ませられます。同じテイストで揃えると雰囲気が高まります。クローゼットに入りきらない服の収納にも。
⑥キッチンに
スリムなチェストはキッチンのカウンター横や隙間、ダイニング横に置くのにぴったり。キッチン道具を収納したり、天板を料理の一時置きスペースにするという使い方も。
⑦ランドリーに
ランドリーでもチェストは大活躍。タオルなど洗濯したものや洗濯道具を収納できます。 カラーは清潔感を与える白いチェストがおすすめです。
6. チェストのよくあるQ&A
Q:洋服はどのようにチェストに収納するのがベスト?
A: 引き出しごとにアイテムを分類し、「立てて収納」すると一目で分かりやすくなります。Tシャツやインナー、パジャマなどの薄手の衣類は立てて、セーターなど厚手のものは畳んで重ねるのがおすすめです。
Q:チェストの選び方で気をつけるべきポイントは?
A:設置スペースに合ったサイズかどうか、収納したいものの量とタイプに合っているか、そしてインテリアに調和するデザインかどうかが重要です。また、引き出しの開けやすさ(スライドレール付きか)もチェックしてみましょう。
Q: 兄弟で使える収納は?
A: 兄弟で一つの収納を共有するなら、色分けやラベル付けで“自分のスペース”を明確にするのがポイントです。仕切り付きのある収納や段数の多い棚を使って上下に分けると、限られたスペースでもお互いの使い勝手が良くなります。
Q: 一人暮らしにおすすめのチェストサイズは?
A:幅60〜80cm、高さ80cm前後のチェストが人気です。省スペースでも十分な収納力があります。
Q:チェストの引き出しが重くて開けにくいです。対策は?
A:中身を詰めすぎていたり、レールが古くなっている場合が多いです。引き出しの中を整理するか、レールにシリコンスプレーなどを使って滑りを良くすることで改善されます。
Q:チェストは倒れない?
A:物を入れて使っていたり、一か所に無理な負荷をかけたりしなければ倒れることは少ないですが、絶対に倒れないということはありません。不安な場合は転倒防止のジェルマットを使ったり、転倒防止の突っ張りなどを使うのがおすすめです。
7. まとめ
✔ 引き出しが深めのものは衣類収納、浅めのものは書類・小物収納に最適
✔ 収納だけではなく、ディスプレイスペースやサイドテーブルとしても使える
✔ 置き場所はどこでもOKだけど壁沿いがおすすめ!
チェストはお部屋のものをすっきり収納できる便利なアイテム。引き出しの数や深さで収納に向いているアイテムが異なってきます。存在感のあるアイテムなので、お部屋のテイストに馴染むデザインを選ぶのもポイントです。この記事を参考に、あなたにぴったりなチェストを見つけてくださいね!
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。
創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします!
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