ソファダイニングとは、ソファに座って食事を取るスタイルのこと。ダイニングテーブルと、それに合うよう座面の奥行きが浅く設計されたソファ(ダイニングソファ)と合わせて空間を作ります。
ソファダイニングの魅力は、ソファに座ってゆったりと食事を楽しめるところ。その他にも、食事もくつろぎも同じ場所で取りたいという方や、お部屋のスペースを有効活用したい方にもおすすめです。
今回は、そんな快適でおしゃれなダイニング空間を作れる、ソファダイニングの魅力やメリット、選び方のポイント、おすすめレイアウト例をご紹介します。
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1. ソファダイニングのメリット
①椅子よりもゆったりとくつろげる
ソファなので椅子よりも座面の奥行きが深く、ふかふかな座り心地で食事を楽しむことが出来ます。また、ダイニングソファは通常のソファよりも低めに設計されているため、お部屋に開放感を与えます。
一般的に、ダイニングソファは食事をしやすいよう、通常のソファよりも座面の奥行きが浅く、シンプルなデザインになっていますが、なかには奥行きが深いものもありますので、好みに応じて選びましょう。
②来客・大人数にも対応出来る
パーツを組み替えられるユニット式のダイニングソファを選べば、レイアウト次第で来客にも対応出来たり、パーツを増やすことで大人数にも対応することが出来ます。また、椅子と異なり、一人分の席が独立しているというわけではないので、その分省スペースも叶えられます。
③ダイニングとリビングスペースをひとつにまとめられる
ソファダイニングはソファのくつろげる性質を活かして、ダイニングとリビングのスペースをひとまとめにすることが出来ます。
食事後もそのままソファでゆったり過ごすといった、贅沢な過ごし方をしたい方をしたい方におすすめなのはもちろんのこと、一人暮らしなどでダイニングとリビングのスペースを作るのが難しい方や、食事の時間が異なる家族で、団らんの場所を作りたい方にもおすすめです。
④子どもがいる家庭にも
ダイニングとリビングのスペースをまとめることで、その分子どもが遊ぶスペースを確保することが出来ます。子どもの様子をリビングで見守ることが出来たら安心ですよね。また、ソファだと横にくっついて座ることが出来るので、小さな子どもの食事の手伝いや、赤ちゃんを一時的に横に寝かすことも出来ます。
2. ダイニングテーブルの選び方
①高さは低め
ダイニングソファは一般的に通常のソファよりも少し低めに設計されています。そのため、テーブルも通常より少し低めのものを選ぶと良いでしょう。
ダイニングテーブルは60cm前後の高さがベストと言われています。しかし、ソファの高さによって適正な高さは異なりますので、予めダイニングソファの高さをチェックしておきましょう。
もちろん、高さだけでなく空間に合うサイズ感を考えることも大切です。大きすぎると動線が狭くなり、小さすぎると使い勝手が悪くなりますので注意しましょう。
ダイニングソファを使う場合は、よくある四本脚のテーブルより、T字型のテーブルのほうがおすすめです。足元にスペースが生まれ、スムーズに出入りが出来たり、椅子が引けないような窓際に設置しても、足が当たらず快適です。
③お部屋の雰囲気に合わせた素材感
木製は温かみがあり、ガラス製はモダンな印象を与えます。
一般的には木製の物が多く、ナチュラルカラーのものは北欧テイストな雰囲気に、ブラウンカラーのものは汚れが目立ちにくく、モダンな雰囲気に、ホワイトカラーのものは清潔感のある雰囲気を作ってくれます。
④ダイニング・リビング兼用なら機能性もチェック
ダイニングテーブルのなかには、テーブル下に物を仕舞えたり折りたたみが出来たりと、機能的なものもあります。収納スペースがあると、本やリモコンなどの小物を片付けられて、ダイニングとリビングの使い分けがしやすいです。
3.ダイニングソファの選び方
①高さは低め
ゆったりくつろげるよう、ダイニングソファは一般的に通常のソファよりも少し低めに設計されていることが多いです。床に足をつけてくつろげるような高さのものを選びましょう。
ダイニングソファの高さ70cm前後のものがベストと言われています。しかし、テーブルの高さによって適正な高さは異なりますので、予めダイニングテーブルの高さをチェックしておきましょう。
ダイニングソファとテーブルのイメージが付かないという場合は、セット販売のものを選ぶとイメージがしやすいです。
②座面は浅め(好みに応じて深めも◎)
ダイニングソファは椅子よりは座面の奥行が深めですが、通常のソファと比べると浅く、テーブルに手が伸ばしやすいような設計になっています。そのほかにも、奥行が浅めのソファを選ぶと、置く場所の選択肢が広がるというメリットもあります。
必ず座面の奥行きが浅くないといけないというわけではなく、なかには奥行きが深めのダイニングソファもあります。好みや置くスペースに応じて選びましょう。
③座り心地はやや硬めだと姿勢が安定
ダイニング・リビング兼用の場合は、ソファで過ごすことが多くなるはず。好みの座り心地のものを選びましょう。おすすめはやや硬めのソファ。食事や作業をする際でも姿勢を安定させることが出来ます。もちろん、ふかふかな座り心地のものも◎。
④耐久性のある素材
食事をする場所なので、リネンやコットン、ポリエステルなど耐久性のある素材や汚れに強いファブリックがおすすめです。カバーが取り外せるタイプだとなお安心です。
取り外せないタイプの場合は、ソファカバーをかけて使う、すぐに汚れをふき取るなどして対応しましょう。また、通年使うアイテムなので通気性の良い素材がおすすめです。
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4. テーブルとソファの配置アイデア
①対面型
■ソファ1台+ベンチ1台
【1人~4人向き】二人掛けソファとベンチを組み合わせた配置です。
最大4人座れますが、一人ずつ向かい合って座るという使い方もおすすめです。もちろんソファを2台使うのも良いですが、片方をベンチにすることで、圧迫感を抑えることが出来ます。
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■ソファ1台+チェア2台
【3~4人向き】二人掛けベンチと一人掛けベンチを組み合わせた配置です。
テレビを囲うようにコの字に配置することで、どの席でもテレビを見ながら食事を取ることが出来る、ダイニング兼リビングにおすすめの配置です。
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②L字型
■コーナーソファ1台+ソファ1台+チェア1台
【3~5人向き】コーナーソファとソファとチェアを組み合わせた配置です。
お部屋の壁に沿ってソファを並べれば、省スペースで解放感のあるダイニングスペースを叶えることが出来ます。テーブルは大人数でも広々使える幅150cmタイプをチョイス。
お部屋のスペースに余裕がある場合は、コの字に配置して、パーソナルスペースを確保した空間作りも出来ます。
■コーナーソファ2台+チェア2台+ソファ1台
【大人数向き】コーナーソファ2台とチェア2台とソファ1台を使用した配置です。
テーブルを囲むようにしてコーナーソファを配置することで、みんなで向かい合って座れる大人数のダイニングに対応。大家族やパーティー用、食事の時間帯が異なる家族の団らんの場所づくりにも。
5. 食事を楽しむためのカラーコーディネートとアクセサリー
ダイニングソファ・テーブルのカラーはお部屋の雰囲気を左右するもの。壁色やテーブルクロス、椅子のカバーを調和させることで、統一感のある美しいダイニングが実現します。
テーブルの上には、花瓶やキャンドルスタンドなどのアクセサリーを配して、食事の時間に彩りを加えましょう。季節感を出すアイテムを選ぶと、一層楽しい食事時間になります。
リネンのマルチクロスを敷くと、よりナチュラルでおしゃれな雰囲気になります。
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6. まとめ
ソファダイニングは、ソファに座ってくつろぎながら食事が取れるだけでなく、ダイニングスペースとリビングスペースをひとつにまとめられるダイニングスタイル。
低めのソファとテーブルを選べば、解放感のある空間を作ることが出来ます。ユニット式のソファを選べばより自由性の高いレイアウトも可能になります。この記事を参考に、理想のソファダイニング空間を叶えてくださいね!
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