新生活、ベッドを組み立てるのは大変な作業。大型で構造も複雑であるため、二人以上で協力して組み立てるのが普通ですが、最近では一人でも組み立てられるベッドも増えてきています。
しかし、どんなベッドを選べば一人でも組み立てられるのか、そのようなベッドは普通のベッドに比べてどんなメリットやデメリットがあるのかよく分かりませんよね。
そこで今回は、1人でも簡単に組み立てられるベッドの特徴、メリット・デメリット、おすすめアイテム、組立大変なベッドとの比較まで、徹底解説していきます!
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1. ベッドの組み立ては2人以上がおすすめ、でも一人で組み立てられるものもある!
ベッドは重く、設置場所まで一人で運ぶのは困難なため、ベッドの組み立ては基本的には2人以上での作業がおすすめ。
高機能なアイテムや高さがあるアイテムになればなるほど構造も複雑になり、「一か所を抑えながら別の箇所を組み立てていく」という作業も増えるため、二人以上で組み立てるのが確実、時短にもなります。
……とはいえ、最近は一人暮らしの人も多く、一人で組み立てをせざるを得ないという状況の方も多いはず。そのようなニーズを踏まえ、最近では1人でも組み立てが可能なベッドも増えてきています。下記にて特徴を紹介していきます。
2. こんなベッドは、組み立て簡単! 1人でも組み立てやすいベッドの特徴
【1人でも組み立てやすいベッドに多い特徴】
①組み立て部品が少ない
②機能が少ない。寝ることに特化したシンプルなデザイン
③工具不要で組み立てられる
④ベッドの高さが低め
⑤組み立て時間が明記されている
⑥耐荷重が低め
※大人1人が組み立てることを想定していますが、体格や経験の差によって個人差があります。
①組み立て部品が少ない
②機能が少ない。寝ることに特化したシンプルなデザイン
「コンセントが付いていて、引き出しがついていて、見た目もおしゃれで……」と、高機能なベッドに惹かれてしまいがちですが、その分組み立てのステップも増えるということを意味しています。
一人で組み立てることを想定している場合は、あくまでマットレス部分+脚のような、寝ることに特化したシンプルなベッドを選ぶのがおすすめ。機能面は別途ナイトテーブルを設置するなどしてカバーするのが良いでしょう。
種類は限られますが、なかには高機能でも組み立て簡単なアイテムもあります。
③工具不要で組み立てられる
ベッドはドライバーやレンチを用意するのがほぼ必須ですが、なかには穴に差し込むだけで組み立てられたり、レンチなどの工具が付属していたりと工具不要で組み立てられるようなベッドもあります。
このようなベッドは組み立てのステップが少なく、簡単に完成するものが多いです。
④ベッドの高さが低め
ベッドの高さが低めのものは、シンプルな作りのものが多く、簡単に組み立てられる傾向にあります。
逆に、ロフトベッドやチェストタイプのベッドなど、高さがあるベッドを一人で組み立てるのは困難である傾向にあります。
⑤組み立て時間が明記されている
基本的にベッドの組み立ては時間が掛かるもの。さらに、組み立てる人数や慣れによって掛かる時間にも個人差があるものなので、はっきりとした所要時間の案内が難しいアイテム。
そんななか商品説明で組み立て時間を明記しているアイテムは、簡単に組み立てられる傾向にあります。
⑥耐荷重が低め
ベッドは頑丈なもののほうが良いですが、その分ベッド全体が重くなることを意味しており、一人で組み立てる場合、運ぶのが困難になるでしょう。
普通体型の方ならベッドの耐荷重90~200kgあれば十分ですので、そのくらいの耐荷重のアイテムを探してみましょう。
3. 【クオリアルおすすめ】ベッドはここまで進化! 3分で組み立てられるベッド
一人で組み立てられるベッドを検討している方に、当店が特におすすめしたいのが「ネジレスベッド」シリーズ。
組み立てパーツが少なく、工具不要で穴に差し込むだけで簡単に組み立てられるベッドです。その手軽さは、女性一人でも約3分で簡単組み立てられる※ほど。
簡単に完成するのに、棚付きやコンセント付タイプもあり、機能性に優れたとっても便利なベッドです。
※開梱、組立説明書・部品チェックなどの時間は含みません
【ネジレスベッドシリーズ】
4. 1人でも組み立て簡単なベッドおすすめと、実際に組み立てたお客様のレビュー
当店はネジレスベッド以外にも、シンプルで組み立てが簡単なアイテムを揃えています。この項目では、おすすめの一人でも組み立てやすいベッドや、実際に一人で組み立てたお客様の声をご紹介します。
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5. こんなベッドは1人での組み立ては大変!
「普通のベッドは1人での組み立てが大変なベッド」というと、あまり良い聞こえではありませんが、基本的にベッドは2人以上で組み立てることを想定して作られているため普通なこと。一人で組み立てられるベッドのほうがレアなケースです。
また、機能が増えれば増えるほどその分組み立ての工程が増えるのもおかしなことではありません。
下記のような特徴が見られるベッドは、一人での組み立てを想定している場合はあまりおすすめできないアイテムですが、本来は機能性に優れたとても便利なアイテム。「最初の組み立てが簡単でも、後々便利になるから組み立ての難易度は気にしない」と選ばれる方も多いです。
【1人での組み立ては大変なベッドに多い特徴】
①ロフトベッド・システムベッドなど、高さがあるベッド
②宮棚がついている
③ベッド下に引き出しが付属している
④高さ調節が可能
これらの特徴があっても、必ずしも組み立てづらいというわけではなく、なかには簡単に組み立てられるベッドも多くあります。
もし可能ならば二人以上で組み立てたり、組み立て代行業者などを利用して検討してみるのも良いでしょう。
6. 【メリット・デメリット】組み立てが簡単なベッドと普通のベッド、どっちを選ぶべき?
組み立ても簡単で、ある程度の機能も備わっているため、組み立て簡単ベッドは非常におすすめなアイテム。しかし、種類は多くなく、価格も安くはないため、全員に選ぶべきとは言い切れません。
それぞれのメリットやデメリットを抑えて、自分にあったベッドを見つけましょう。
1人でも組み立て簡単なベッド | 普通のベッド | |
---|---|---|
組み立ての難易度 | 簡単 | 普通~難しい |
組み立てに必要な人数 | 1人以上 | 2人以上 |
解体の難易度 | 簡単 | 普通~難しい |
価格 | 普通~高い | 安い~高い |
商品数 | 少ない | 多い |
機能性 | 普通 | 普通~高い |
重さ | 普通 | 普通 |
■1人でも組み立て簡単なベッドのメリット・デメリット
・組み立てが簡単
・引っ越し時も簡単に解体・再組立できる
・安くはない
・軽いというわけではないので、持ち運びは大変
・種類や機能性は限られている
■普通(2人以上の組み立て奨励)のベッドのメリット・デメリット
・幅広い種類・価格のなかから選べる
・高機能
・組み立てが大変なものが多い
・引っ越し時の解体・再組立が大変
・軽いというわけではないので、持ち運びは大変
7.【2人以上奨励】組み立ては大変だけど、高機能なおすすめベッド
8. 組み立て不要、引っ越し時も楽々! パレットベッドという選択肢
とにかく組み立て簡単なベッドを探している方にご紹介したいのが、「パレットベッド」。
パレットベッドとは、工場や倉庫などで荷物を保管したり輸送するのに使われている、「パレット」をベッドとして使ったのが始まりです。
パレットベッドは安価で通気性に優れているうえに、組み立て不要・ひとつひとつの持ち運びも簡単でライフスタイルに合わせて気軽にベッドを作ることが可能です。
市販のパレットを使うよりは、耐荷重があり、カビ・傷防止などが施されているベッド向けパレットを使用するのがおすすめです。
9. ベッドの基本的な組み立て方
■1人でも組み立て簡単ベッドな場合
【使用アイテム】[シングル] 3分で組立できるすのこベッド 宮棚付きタイプ コンセント付き 敷布団対応 頑丈 NEJILESS /シングル
【用意するもの】あると便利:軍手、毛布やラグ(床の傷つけ防止)
【奨励人数】1人~2人
【組み立て方】
①設置場所まで運び、部品の確認をする。
②取扱説明書を参考に、フレームのツメを対応する溝にひっかけていく
③(必要な場合)中脚にストッパーを取り付ける
④すのこ・マットレスを乗せて完成
■2人以上での組み立てが必要なベッド(従来のベッド)
【使用アイテム】[SSS/S/SD] カントリー調すのこベッド 高さ調節3段階 コンセント付き 宮棚付き POLKU /セミシングルショート
【用意するもの】
必須:ドライバー
あると便利:軍手、トレー(ネジ仮置き用)、毛布やラグ(床の傷つけ防止)、六角レンチ(※商品に付属していることが多いです)
【奨励人数】2人以上
【組み立て方】
①設置場所まで運び、部品の確認をする。
②ヘッドボードを組み立てる
③棚を固定させる
④コンセントボードを固定させる
⑤サイドフレームと中脚を固定させる
⑥フットボードとサイドフレームを連結・固定させる
⑦中央フレームと中脚を連結させる
⑧全ての部分のボルトをしっかり締め、ワイヤーを取り付ける
⑨床板・マットレスを乗せて完成
10. ベッド組み立てでのよくあるQ&A
Q:ベッド組み立ての平均所要時間は?
A:組み立て人数、商品の構造、組み立てる人の経験数などによって個人差があるため、一概に言い切ることは出来ませんが、1~2時間で完成するアイテムが多いです。
Q:自分では組み立てができないけど、頼れる人もいない
A:組み立て代行業者に依頼するという方法があります。
Q:1人で組み立てようと思ったけど、届いた状態では重くて運べない
A:ダンボールを開封して1パーツずつ運びましょう。また、毛布などを敷いて部品を引きずって運ぶという方法もあります。
Q:取扱説明書がない
A:基本的には商品に付属していることが多いので、まずはダンボール内をよく確認してみましょう。 付属していない場合や紛失した場合は購入店舗に問い合わせることで入手できる可能性があります。また、店舗によっては組み立て方を写真や動画で解説している場合もあります。
Q:引っ越しの時の扱い方は?
A:ベッドは基本的に解体して運び、引っ越し先で再度組み立て直すことが多いです。解体・再組み立ては引っ越し業者が行ってくれることが多いですが、どちらが行うかは予め確認をしておきましょう。 短期での引っ越しが見込まれる場合は、組み立てが簡単なベッドを選ぶと良いでしょう。
Q:ベッド組み立て時に注意したいポイントは?
A:なるべく二人以上で行いましょう。また、ボルトを締める際は最初はゆるめに締める(仮止め)ことで、スムーズに組み立てやすくなります。最初からきつく締めるとそれぞれのパーツに歪みが生じ、ほかの穴が破損する場合があります。
Q:もういっそ組み立て不要なベッドは無いの?
A:パレットベッドならパレットを置くだけでベッドが完成します。完成品で届くので組み立て不要、軽いので引っ越し時も簡単とおすすめです。類似品で分割式ベッドもおすすめです。ただし、高さは低め、機能性は最低限であることに注意です。
11. まとめ
✔ 最近は工具不要で簡単に組み立てられるベッドも
✔ ベッドの組み立ては二人で平均1~2時間程度、でもなかには3分で組み立てられるベッドも!
✔ 組み立ての負担を軽減したいなら、「パレットベッド」という選択肢も
ベッドは基本的には2人以上での組み立てがおすすめですが、1人で組み立てることも不可能ではありません。その場合、組み立て簡単なベッドを選ぶことがおすすめ。
「組み立て部品が少ない」「工具不要で組み立てられる」など、組み立て簡単なベッドに多い特徴があるベッドを探すと、理想のベッドを見つけられるでしょう。この記事を参考に、あなたにぴったりなベッドを見つけてくださいね!
クオリアルは『インテリアで暮らしを豊かに』をコンセプトにロープライスでオシャレな家具を販売するオンラインショップです。 ご紹介した商品以外にも、組み立て簡単なベッドや1人がけソファ、おしゃれなラグや便利な収納家具など幅広く取り揃えています。 ぜひ一度覗いてみてくださいね。
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。 創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします! クオリアルショップはこちら