イスの高さやサイズは、快適な座り心地と健康に大きな影響を与えます。自分に合ったサイズのイスを選ぶことで、姿勢が良くなり、長時間座っていても疲れにくくなります。
ですが、椅子もサイズや種類が多種多様。ダイニングやデスクワークなど、シチュエーションによって適切な椅子も異なってきます。一体どんな椅子を選べばいいのかピンと来ませんよね。
そこでこの記事では、適切なイスのサイズを選ぶことの重要性や、シチュエーション別の適切なサイズ・選び方、お部屋のスペースに合わせたレイアウト例について詳しく解説します。理想のイスを見つけて、快適な座り心地を手に入れましょう!
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1. イスのサイズの重要性
イスのサイズは、座り心地や姿勢に大きく影響します。適切なサイズのイスを選ぶことは、快適さや健康な生活に繋がります。
①健康への影響
②作業効率の向上
適切なサイズのイスを使用することで、姿勢が楽になり、作業効率が向上します。
デスクワークや勉強など、長時間集中する必要がある場合に、オフィス・デスクチェアを設置すると、快適な座り心地が作業効率に直接影響するでしょう。
③快適なリラックスタイムを演出
2. イスのサイズでチェックしておきたい基本的なポイント
イス選びにおいて、サイズをチェックしておきたい箇所は①床から座面までの高さ ②座面の幅と奥行 ③背もたれの高さ④アームレストの高さの4点です。下記にてそれぞれ説明していきます。
①床から座面までの高さ
床から座面までの高さは、足が床にしっかりとつくかどうかが重要なポイントです。
一般的には、座面の高さは40〜45cm前後が標準的ですが、自分の身長に合わせて調整が出来ると理想的です。足が床に付くかつ、膝が90度程度に曲がる高さが目安となります。
②座面の幅と奥行き
【座面の幅】
40〜45cm程度(オフィスチェアの場合は50cm程度)が標準的です。体格によって適切なサイズは異なりますが、広すぎず狭すぎない幅を選ぶことで、快適な座り心地を実現できます。
【座面の奥行き】
40〜50cm程度が一般的で、背もたれにしっかりと背中をつけても膝の裏に圧迫感がない座り心地のものが理想です。
③背もたれの高さ
背もたれの高さは、標準的な高さ(背中の半分が支えられるような高さ)は35〜50cm程度ですが、ハイバックタイプ(頭・背中全体を覆うような高さ)の場合は60cm以上になることもあります。リクライニング機能がある場合は、全身を預けられるような、さらに高い背もたれが快適です。
④アームレストの高さ
アームレストの高さは、腕を自然に置ける位置が理想です。一般的には、座面からアームレストまでの高さは20〜25cm程度が標準です。アームレストの幅や形状も考慮して、快適な位置を選びましょう。
3. 用途別のイスの選び方とおすすめ
デスクワーク、食事、リラックスなど、シチュエーションによって、適切なイスのサイズや機能は異なるもの。
前項で紹介したイスのサイズの基本をふまえつつ、用途に応じたイスの選び方を理解することで、より自分にあったイスを見つけることができます。
①【デスクワークや勉強に】デスクチェア
デスクチェアは、長時間の作業や勉強でも疲れないよう、調整機能が充実しているものが理想です。座面の高さ、背もたれの角度、アームレストの高さなどを調整できるモデルを選びましょう。
イスの高さはデスクに対して肘が90度に曲がるくらいが快適な姿勢であると言われています。高さ調節可能なオフィスチェアを選ぶことで、より理想の高さに近づくことが出来るでしょう。
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②【食事に】ダイニングチェア
ダイニングチェアは、食事を快適に楽しむために重要なアイテムです。イスの床から座面までの高さは、テーブルの高さに合わせて選びましょう。
一般的には、差尺(イスの座面からテーブルの天板までの高さテーブルの高さ)が20~30cmくらいになるよう座るのが適切と言われています。
また、クッション性のある座面や背もたれや肘置きがあるものが快適です。回転式のものを選ぶと、食事中や立ち上がりの動作が楽になります。
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③【リビングやくつろぎで】リラックスチェア
リラックスチェアは、リクライニングチェアや座椅子やソファなど、リラックスした時間を快適に過ごすためのイスです。ゆったりとした座り心地を提供する広めの座面と、背中をしっかりと支えるフルバックの背もたれが理想です。リクライニング機能やオットマン付きだともっとリラックスできるでしょう。
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④【カウンターやキッチンで】カウンターチェア
イスのなかには、床から座面までが非常に高いようなモデルがあり、このようなイスは「カウンターチェア」と言われています。
その名の通り、カウンターで使うのに適した高さのイスになっており、カウンターやバーでの使用に適しています。そのほか、キッチンで座りながら作業をしたい際にもおすすめです。
座面の高さは、通常のダイニングチェアと同じく、差尺(座面からカウンターまでの高さ)が20~30cmほどになる高さが適切です。回転機能やフットレストがあると、さらに快適です。
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4. 部屋のスペースに合わせた配置方法
イスを配置する際には、部屋のスペースを有効に活用することが重要です。
①リビングルーム
リビングルームでは、ソファやテーブルとのバランスを考えて配置しましょう。イスを複数配置する場合は、適度な距離を保ち、動線を確保しましょう。イスの傍にはサイドテーブルを設置すると便利でしょう。
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②ダイニングルーム
ダイニングルームでは、テーブルとの距離を考慮してイスを配置します。イスを引いて座るスペースを十分に確保し、食事が快適にできるようにしましょう。
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③ホームオフィス
ホームオフィスでは、デスクとイスの位置関係が重要です。デスクとイスの間に十分なスペースを確保し、イスを動かしやすいように配置します。また、デスクの下に足を伸ばせるスペースを確保することも大切です。
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④バルコニーやテラス
バルコニーやテラスでは、傷や汚れに強いアウトドア用のイスを配置します。リクライニング機能付きやゆったりとした傾きのイスを選ぶと、より解放感を楽しめるでしょう。スペースを有効に使うために折りたたみ式のイスもおすすめです。
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5. イスのメンテナンスとお手入れのポイント
イスを長く愛用するためには、定期的なメンテナンスとお手入れが必要です。
①定期的な掃除
イスやその周りは定期的に掃除を行い、清潔に保ちましょう。普段は掃除機や粘着クリーナーでホコリを取り除く程度で良いですが、定期的に柔らかい布で脚やアーム部分などの木部の汚れもふき取りましょう。
②座面の手入れ
ファブリック生地の座面の場合、乾いた柔らかい布で拭いたり、柔らかいブラシでブラッシングをするなどしてお手入れをしましょう。汚れが落ちない場合は、中性洗剤を溶いた水を硬く絞った布で優しくふき取りましょう。
レザー生地の座面の場合は、乾いた布で拭いたり、汚れが落ちない場合は、中性洗剤を溶いた水を硬く絞った布で優しくふき取りましょう。
③使用時の注意
イスを使用する際には、適切な方法で扱うことが重要です。特にリクライニング機能がある場合は、正しい手順でリクライニングを行うようにしましょう。また、過度な荷重をかけないよう注意することで、イスの寿命を延ばすことができます。
6. まとめ
イスのサイズは、快適な座り心地と健康に大きく影響します。特に、床から座面までの高さはよくチェックしておきたいポイントです。適切なサイズはシチュエーションによって少しずつ異なり、あると便利な機能も異なってきます。
この記事を参考に、用途や部屋のスペースに合わせた配置方法を考慮し、定期的なメンテナンスを行うことで、快適な座り心地を長く楽しむことができます。理想のイスを見つけて、快適な生活を手に入れましょう。
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