フロアタイルとは、木材や石などの模様を表現したタイル状の床材のこと。 お部屋の本来の床の上に敷き詰めるだけで、お好きな床面を新たに作ることができます。 気軽に床の雰囲気を変えられるのでDIY で取り組む人も多いですが、初めての際はどう敷けば成功するのか気になりますよね。
そこで今回は、スタッフのお部屋(8畳)に置くだけ吸着タイプのフロアタイルを実際に敷いてみました! 敷き方や敷いてみて感想、メリットやデメリット、おすすめなどあれこれ解説しますのでぜひチェックしてみてくださいね。
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1. フロアタイルとは? どんな人におすすめ?
フロアタイルとは、木材や石などの模様を表現したタイル状の床材のこと。
お部屋の本来の床の上に敷き詰めるだけで、お好きな床面を新たに作ることができます。 柄や材質のバリエーションも多く、簡単にカットして加工できるため店舗で使用されたり、DIYで取り組む人も多いです。
こんな人におすすめ!
☑賃貸の床が気に入らない
☑お部屋全体に敷き詰めて模様替えしたい
☑子どもやペットがいる場所に敷きたい
☑キッチンや洗面所など部分的に敷きたい
などなど……
2. フロアタイルのメリット
①賃貸でも気軽に床の雰囲気を変えられる。デザイン性も高い
フロアタイル最大のメリットといえば、なんといっても手軽に雰囲気を変えられること。 大理石調、フローリング風やタイル調、モルタル風など、多種多様なデザインから選べるため、部屋の雰囲気を簡単に変えることができます。
安い賃貸ですと、「賃料や広さは理想的だけど、床のデザインがあまり好みではない....」ということも多々ありますが、フロアタイルならそんな問題も解決できます。古くなった床のリフォーム代わりにもおすすめです。
②自分で簡単に貼れて、施工業者要らず。コスパ高
フロアタイルは本物のフローリングやタイルに比べて低価格な傾向にあるので、気軽に模様替えに挑戦することができます。本物のフローリングタイルより軽くて運びやすいのも嬉しいポイント。
DIYで誰でも簡単に敷き詰められるため、施工業者がいらず費用を抑えられます。
③床の傷・汚れやへこみ防止になる。お手入れも簡単
フロアタイルを敷くことで床を傷や汚れから守ることが出来るだけでなく、物を置いた際のへこみ防止にもなります。
耐水性に優れているので、水をこぼしてしまった際もサッと拭き取るだけで済み、一部分だけで貼り替えもできるのでお手入れも簡単です。耐水性に優れているタイプはキッチンやトイレにも敷けて特に便利です。
④原状復帰も簡単
賃貸物件では原状回復義務があるため床の変更に慎重になる必要があります。しかし、フロアタイルは接着剤を使わず施工できるタイプや、置くだけで床にぴったり密着するタイプのものも多く、退去時も簡単に取り外せます。
⑤納得いくまでやり直せる
施工業者に依頼して納得がいかない見た目になった場合、やり直してもらうことは難しいですが、フロアタイルなら自分で作業するので納得いくまでやり直すことが出来ます。
3. フロアタイルのデメリット
①粘着タイプの場合は傷を痛める恐れがある
賃貸でも使用可能とされていますが、粘着タイプや接着剤を使用した場合、剥がす際に床 を傷めるリスクがあります。
賃貸では置くだけ吸着タイプのフロアタイルがおすすめです。
②アイテムによってはカビの恐れがある
フロアタイルの自体は耐水性がありますが、フロアタイル間の隙間に水が入りふき取らずそのままにした場合、フロアタイルの裏と本来の床の間にカビが発生する恐れがあります。水回りで使用する場合は隙間が出来ないようしっかり敷き詰めましょう。
不織布を使っていないタイプやPVCタイプなど、耐湿性があるフロアタイルがおすすめです。
③床暖房の家や和室では使えない
フロアタイルが溶けたり変形する恐れがあるので、床暖房の家で使うことは出来ません。また、い草の表面を傷つける恐れがあるため和室で使うことも出来ません。そのほか、フロアタイルが密着しないため床に凹凸があるようなお部屋でも使うことができません。あくまでフローリングの上に敷いて使うものとして考えましょう。
④失敗しても自己責任
自分で敷き詰めるのでやり直しが効く一方で、慣れていないと満足いかない仕上がりになる可能性もあります。DIYにはある程度の気にしないマインドが必要、完璧な仕上がりを求めている場合は専門業者に依頼するほうが良いでしょう。
4.【フロアタイルの貼り方】スタッフのお部屋8畳に実際に貼ってみました!
「賃貸アパートの床がイマイチ……」という当店のスタッフOのお部屋8畳に、実際にフロアタイルを貼ってみました! その様子とともにフロアタイルの貼り方をご紹介します。
■今回使用したのはこちら!
今回使用したのはこちらの商品のベージュ。 何度でも貼ってはがせる吸着タイプで軽量な、扱いやすさがポイントです。
■まずはビフォーアフターをご覧ください!
何とも言えない不思議な色味と質感の床が、あか抜けたフローリング風に大変身! DIY初心者なスタッフでも、たった1日でお部屋改造ができてしまいました。 早速、作業の流れをご紹介していきます。
・定規
・カッターナイフ
・カッターマット
Step1 お部屋のサイズを測る
フロアタイル購入前に、まずはメジャーでお部屋のサイズを測ります。お部屋の辺をフロアタイルの長さで割っ て必要な枚数を把握します。
今回は8 畳程度のスペース に敷き詰めました。8 畳分のフロアタイル(12×8=96 枚) を用意し、少し余りました。
Step2 床をきれいにする
フロアタイルを貼り始める前に、必ず掃除をしましょう。 ごみが残っていると、吸着力が落ちたり、カビの原因に繋がってしまいます。
Step3 必要があればカットしながら貼っていく
保護フィルムをはがしてフロアタイルを床に貼っていきます。粘着するわけではないので置くようなイメージです。
今回は下の図のように板の継ぎ目がずれるようにして、リアルなフローリングっぽさを出しています。そのため、フロアタイルを貼りながら、途中でカットして半分のサイズ のものを作って…を繰り返しながら進めました。
\こんな感じでカットしました/
【フロアタイルのカット方法】
下書きで印をつけてカッターで数回切込みを入れ、切り口折り曲げると割れます。割れない時はさらにカッターを入れてみてください。
ちょっと空いてしまった細い隙間も、細くカットしてぴったり埋めることができます。
ちゃんと敷き詰められるか不 安という方は、保護フィルムをはがす前に仮置きをしてみるのもいいですが、何度でも貼り直しができるのであまり心配する必要はありません。
完成!!
床が変わるとお部屋の雰囲気もガラリと変わりますね。実際に作業をした家主のスタッフO も、仕上がりに大満足。
5. 実際に敷いてみての感想
という流れで作業をしたけど、その家具を移動させるためのスペースを確保するのが一番大変だったかな……。
でも、ずっと気になっていた床が見違えるように生まれ変わっておしゃれに嬉しい! これからはどんどん床を見せていきたいですね。
■動画でもチェック!
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スペースに余裕がないと、スムーズな作業は少し難しいかもしれません。
また、お部屋の角は必ずしも完璧な直角になっているとは限らないので、多少のズレが生じてしまうことがあります。
几帳面に貼り上げるのも大切ですが、DIYには気にしすぎないマインドも必要です。
6. クオリアルおすすめの置くだけフロアタイル
■木目の雰囲気を変えたい方に
■大理石調のお部屋にしたい方に
7. まとめ
✔ 何度でも貼り直し・カット可能で気軽に挑戦できる!
✔ 作業中は几帳面さと多少のズレは気にしない気持ちを
フロアタイルは業者に頼まず自分で作業できてしまうので、費用も抑えられてとてもお手軽。
「この床、どうにかしたいけどどうしよう?」と悩んでいた方はぜひ参考にしてみてくださいね。毎日過ごすお部屋の床が変われば、暮らしももっといい方向に変わるはずです!
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。 創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします! クオリアルショップはこちら