【イメージ画像・表有り】ソファとテレビの最適な距離は何cm? おすすめレイアウト例もご紹介

快適なお部屋作りのために、ソファとテレビのレイアウトを考慮するのは欠かせないポイント。ソファとテレビの最適な距離は、画面の大きさによって異なり、適切な距離を取ってレイアウトすることで、目の疲れを軽減し、より快適な視聴体験が得られます。

この記事では、様々なテレビのサイズに合わせた最適な距離やおすすめレイアウト例を解説し、快適なリビング空間作りのポイントを紹介します。

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目次

1. ソファとテレビの距離の重要性

テレビソファ距離

テレビの視聴距離は、視聴体験の質に大きく影響します。 適切な距離で視聴することで、目の疲れを防ぎ、画面全体を快適に見ることができます。

近すぎる位置で見ている場合、目の神経に大きな負担を与え、眼精疲労や視力低下に繋がる恐れがあります。小さなお子様がいるご家庭の場合は、特に気を付けたいポイントです。

また、テレビの高さも気を付けたいポイント。適切な位置に設置していない場合、頭首の疲れによるめまいや頭痛、倦怠感や吐き気を引き起こす恐れがあります。

上記のようなことが起こらないよう、ソファとテレビの距離には十分気を付けましょう。

2. 視聴距離の計算方法と目安

ソファとテレビの適切な距離は、テレビの画面の高さ・テレビの解像度によって異なります。この記事では一般的な家庭で普及している4Kテレビ・2Kテレビの距離についてご紹介します。

①4Kテレビの場合

テレビとソファ距離4Kテレビ

4Kテレビとソファの計算式は、テレビ画面の高さ(インチ)×1.5=推奨視聴距離(cm) です。

テレビのサイズ(約) 適正な距離(約)
19型(幅44cm×高さ30cm) 45cm
24型(幅55cm×高さ33cm) 49.5cm
32型(幅73cm×高さ約42cm) 63cm
40型(幅90cm×高さ51cm) 76.5cm
43型(幅94cm×高さ52cm) 78cm
48型(幅106cm×高さ62cm) 93cm
50型(幅111cm×高さ64cm) 96cm
55型(幅122cm×高さ71cm) 106.5cm
58型(幅130cm×高さ77cm) 115.5cm
60型(幅135cm×高さ80cm) 120cm
65型(幅145cm×高さ85cm) 127.5cm

※外枠の関係で、テレビの横幅・高さは商品によって若干異なります。

※4Kテレビとは:フルハイビジョンテレビよりも解像度が高いテレビ。水平方向の画素数が約4,000あることから4Kテレビと呼ばれています。

4Kテレビは、その画質の良さで、後述の2Kテレビよりもソファとテレビの距離が短くてもテレビを楽しめます。

しかし、画面との距離が近すぎることでもたらすリスク等などを考えると、2Kテレビ同様、3倍の距離を取っていると安心でしょう。

②2Kテレビの場合

テレビとソファ距離2Kテレビ

視聴距離の計算式は、テレビの画面サイズ(インチ)×3=推奨視聴距離(cm) です。この計算を基に、お持ちのテレビに最適な距離を見つけましょう。

テレビのサイズ(約) 適正な距離(約)
19型(幅44cm×高さ30cm) 90cm
24型(幅55cm×高さ33cm) 99cm
32型(幅73cm×高さ約42cm) 126cm
40型(幅90cm×高さ51cm) 153cm
43型(幅94cm×高さ52cm) 156cm
48型(幅106cm×高さ62cm) 186cm
50型(幅111cm×高さ64cm) 192cm
55型(幅122cm×高さ71cm) 213cm
58型(幅130cm×高さ77cm) 231cm
60型(幅135cm×高さ80cm) 240cm
65型(幅145cm×高さ85cm) 255cm

※2Kテレビ:いわゆるフルハイビジョンテレビ。水平方向の画素数が約2,000あることから2Kテレビと呼ばれています。

適切な距離が異なるのはなぜ?

4Kテレビのほうが画素数が高く、ある程度の距離があれば画面が綺麗に見えるからです。

2Kテレビは画素数が4Kテレビの半分ほどしかなく、同じ距離で見ると画面が荒くて見づらく、よく目を凝らそうと負担も大きくなってしまいます。

とはいえ、2Kテレビも適切な距離を取れば十分に綺麗な画面を楽しむことが出来ますので、必ずしも4Kテレビじゃないといけないというわけではありません。

また、4Kテレビでも画面との距離が近すぎることでもたらすリスク等などを考えると、2Kテレビ同様、3倍の距離を取っていると安心でしょう。

3.テレビとソファの高さ調節にはテレビボードを

テレビとソファ距離

テレビとソファは適切な距離を取って設置するだけでなく、高さも考慮する必要があります。一般的には、テレビに対して、人が10~15度程度見下げられるような状態になっていることが好ましいと言われています。見上げすぎや見下げすぎにならないよう注意して設置しましょう。

テレビとソファ距離

テレビボードを使うと、頭や頭に負担が掛かりにくい高さに調節しやすくなります。

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4. 部屋のレイアウトとテレビの配置

部屋の大きさや形状によって、テレビの配置は変わります。テレビとソファの位置だけでなく、窓や光源の位置も考慮に入れて、最適なレイアウトを計画しましょう。

①一人暮らし・8畳ワンルームのイメージ

テレビとソファ距離一人暮らし

8畳ほどの一人暮らしのワンルームの場合、13平方メートル程度のお部屋で、横幅360cmほどのお部屋になりますので、ソファなどのインテリアを設置しつつも適切な距離を取ると考えると、約32~43インチ程度のテレビが適切でしょう。

ベッド横にテレビボードとソファを置くようにレイアウトすることで、お部屋のスペースを有効に活用出来るでしょう。

【テレビとの距離】

2Kテレビのサイズ(約) 適正な距離(約)
19型(幅44cm×高さ30cm) 90cm
24型(幅55cm×高さ33cm) 99cm
32型(幅73cm×高さ約42cm) 126cm
40型(幅90cm×高さ51cm) 153cm
43型(幅94cm×高さ52cm) 156cm

>②ファミリー・16畳リビングのイメージ

16畳ほどのリビングルームの場合、約26平方メートル程度のお部屋で、横幅500cmほどのお部屋になりますので、ソファなどのインテリアを設置しつつも適切な距離を取ると考えると、約55~65インチ程度のテレビが適切でしょう。

【テレビとの距離】

4Kテレビのサイズ(約) 適正な距離(約)
55型(幅122cm×高さ71cm) 106.5cm
58型(幅130cm×高さ77cm) 115.5cm
60型(幅135cm×高さ80cm) 120cm
65型(幅145cm×高さ85cm) 127.5cm

■正面に配置

テレビとソファ距離ファミリー

■対角に配置

テレビとソファ距離ファミリー

正面配置だとテレビとソファの距離を取るのが難しい場合は、テレビをお部屋の角に設置し、ソファを斜め(対角)に設置することで、距離を取りやすくなります。L字型のソファやコーナーソファを設置したり、ダイニング兼リビングのレイアウトをしたい際に適しています。

大人数にも対応出来たり、ゾーニングが出来るため、空間がすっきりと見えます。一方で、キッチンやダイニングからはテレビが見づらくなったり、背を向けるような形になるので、コミュニケーションが取りづらくなる可能性もあります。

5. よくある質問と回答

Q: 小さな部屋でも大画面テレビは使えますか?

A: 使えないことはないのですが、十分な距離が取れず、目に負担が掛かる恐れがあります。部屋の大きさに合わせて画面サイズを選ぶことが重要です。適切な距離が短い4Kテレビを選んだり、壁掛けのテレビボードを使うなどして、なるべく距離を取るよう意識しましょう。

Q:視聴距離が遠すぎると問題がありますか?

A:視聴距離が短すぎると、眼精疲労や肩こりや頭痛に繋がる恐れがありますが、遠すぎると、それもテレビの文字などが見づらくなり、快適な視聴体験が損なわれます。近すぎる、遠すぎずな適切な距離で視聴するようにしましょう。

Q:テレビとソファの距離を調整するための家具やアクセサリーは?

A:距離を確認するには、メジャーを使用するのが確実です。高さを調節するのには、テレビボードが適しています。ソファとテレビの間にセンターテーブルを置いておくと、だんだんソファがテレビに近づくということを防ぐことが出来るでしょう。

6. まとめ

テレビとソファの適正な距離は、テレビの大きさによって異なります。4Kテレビ、2Kテレビなど、テレビの種類によっても適正な距離の計算式は異なりますが、3倍の距離をとっていると確実でしょう。また、ソファとテレビの高さを考慮するのも重要なポイント。下向きに10~15度頭首を動かせるような高さに調節出来ると、より快適な視聴体験を叶えられるでしょう。

この記事を参考に、テレビとソファの間に適切な距離を取って、目に優しい、快適なリビング空間を作ってくださいね!

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この記事を書いた人 監修者

クオリアル 編集スタッフ

家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。 創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします!
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