敷き布団派のお客様からよく寄せられる質問が、「ベッドで敷き布団は使えますか?」。サイズに注意すれば、ベッドでも敷布団を使うこと自体は可能です!
ですが、なかには「今まで布団派だったけど、ベッドに乗り換えてみようかな? でもマットレスが自分に合うか分からないので、敷き布団が使えたらな……」と迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ベッドで布団・マットレスを使う際の特徴から選び方、敷き布団でもマットレスでも使えるおすすめベッドまで詳しく解説します。
1. ベッドで布団は使える? どんな点に注意して選べばいい?
→サイズに注意すれば、ベッドでも布団が使えます!
一般的なシングルベッドと敷き布団ですと、敷き布団のほうが少し大きい傾向にあります。
ですので、一般的なシングルベッドに敷布団を敷くと、若干敷布団がはみ出てしまいます。このままでも使えないことはないのですが、見栄えが悪くなってしまいます。
【通常サイズとロングサイズのサイズ比較】
■一般的なシングルベッド:幅90~100cm×奥行~198cm 程度
■一般的な敷き布団:幅100cm×奥行200~210cm 程度
※商品によってサイズが異なります。
■敷き布団対応シングルベッド:幅102cm×奥行210cm 程度
※商品によってサイズが異なります。
この問題を解決するため、敷き布団がぴったり収まる、奥行長めのベッドが販売されるようになりました。このようなベッドは「シングルロングサイズ」(セミダブルロング、ダブルロング等)と呼ばれていることもあります。
つまり、同じシングルサイズのベッドのなかにも、敷き布団が収まるベッドと収まらないベッドがあるということです。敷き布団が使えるベッドを探す際には、ベッドとお手持ちの敷布団のサイズをよく確認して選びましょう!
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2. 敷き布団とマットレス、どっちを選ぶ? ベッドに敷き布団を使っても良い?
ベッドは基本的にはマットレスとあわせて使うアイテムですが、敷布団を敷いて使っても大丈夫。
好みの寝心地は人それぞれですので、一概にどちらが良いとは言い切れません。選択基準としては、好みの寝心地や、季節、健康状態を考慮することが重要です。
■敷き布団とマットレスの違い
どちらも体の下に敷いて使うという点では同じですが、主に体を支える力と保温性に違いがあります。
体をしっかり支えたい場合はマットレスがおすすめ。
マットレスはなかに沢山あるバネのようなコイルで体重を均等に支えてくれるので、体圧が分散され、適切な寝姿勢を保つことが出来ます。
ボンネルコイルのマットレスですと、面で体を支えるので体の一か所に負担がかかりにくく、寝返りや起き上がりもしやすいので、特に腰痛が気になる方に特におすすめです。
柔らかい寝心地を叶えられるポケットコイルマットレスなどもあります。

暖かさを求める場合は敷き布団がおすすめ。
敷き布団はなかに綿や羊毛、ポリエステル綿素材などの吸湿性・保温力に優れた素材が入っており、体を優しく包み込む感覚が特徴です。
床で寝るより底冷えしにくく、通気性も確保することが出来ます。その他にも、お手入れがしやすかったり、マットレス代の節約になる、などのメリットもありますが、マットレスより底付き感があり体圧分散性も下がるので、腰痛が気になる方や、起き上がりが大変な方は注意しましょう。
どちらを使うか決められないという方は、敷布団・マットレス両対応のベッドを選ぶのがおすすめです。
3. ベッドで使う際の敷き布団とマットレスのお手入れ方法
マットレスはベッドとマットレスの間の湿気を防ぐため、定期的に空気を通すことが大切です。マットレスを起こして壁等に立てかけると、風通しが良くなります。
大きくて持ち上げるのが困難という場合は、片側を持ち上げたり本をはさむなどして、ベッドとマットレスの間に空間を作り、扇風機やサーキュレーター等で送風しましょう。
敷き布団の場合も、ベッドと敷き布団の間の湿気を防ぐことが大切です。敷き布団を干すことで、布団はふっくらとした保温性を保つことが出来、その間ベッドの通気性も確保することが出来ます。

4. 敷き布団が使えるロングサイズベッドおすすめ(マットレスもOK!)
【チェックポイント】
幅100cm前後×奥行210cm前後のベッドを選ぶと、敷き布団にもマットレスにも対応出来ます!
「ロングサイズ」「シングルロング」と表記されていることも。
お手持ちの敷き布団のサイズも要チェック!
①【床で寝ているような寝心地】布団が使える低めベッド
②【ベッドならではの機能性を取り入れる】布団が使える収納スペース・コンセント・宮棚付きベッド
③【低価格で高機能】布団が使えるパイプベッド
④【子ども部屋にも】布団が使えるロフトベッド
6. ベッドと敷布団にまつわるQ&A
Q:ベッドで敷布団を使うメリット・デメリットは?
A:ベッドで敷布団を使うメリットは、①マットレスを用意する必要がなく、費用が抑えられる②布団ならではの温かさを感じられる③底冷えやホコリを避けられる④マットレスより軽くてお手入れが比較的楽 などがあります。
デメリットは①ロングベッドの種類が少ない②慣れない環境で転倒のリスク③マットレスよりクッション性がなく、起き上がる際に負担が掛かる などがあります。
Q:床の上に敷布団を直接敷いて寝るのと、ベッドの上に敷布団を敷いて寝るのではどちらが良いですか?
A:洋室の場合は、敷布団でもベッドの使用をおすすめします。ベッドと床の間に湿気が溜まりカビに繋がるおそれがあったり、床の硬さで体を傷める恐れがあるからです。ベッドを使うことで、床と布団の間に通気性を確保することができて便利です。
和室の場合は畳にクッション性があり畳が吸湿の役割を果たしてくれるので、ベッドを使わず、敷布団を直接敷いても問題ないですが、カビ対策のためにも敷きっぱなしは避けましょう。
Q:ロングサイズではない、普通のベッドでも敷布団を使えますか?
A:使うこと自体は可能ですが、敷布団がベッドフレームから若干はみ出して見栄えが悪くなります。ベッドで敷布団を使う場合は、敷布団対応サイズのロングベッドを使うのをおすすめします。
Q:ベッドを使ったことがないので、ベッドから落ちるのが不安
A:高さが低めのベッドの使用をおすすめします。ベッドのなかには高さを調節できるタイプもあり、これを使用することで転倒のリスクを最小限に抑えられます。ベッドガードを使用するのも良いでしょう。
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Q:敷布団からマットレスに乗り換えようと思うけど、マットレスに敷くものは何がありますか。
A:マットレスの上に覆いかぶせるシーツやボックスシーツ、マットレスの上に置いて固定させる敷きパッドなどがあります。→敷きパッド一覧はこちら
5. まとめ
ベッドではマットレスはもちろんのこと、敷き布団もサイズに注意すれば使うことが出来ます。それぞれに特徴とメリットがありますので、どちらが自分にあっているかは、自分の体と相談しながら、最適な組み合わせを見つけましょう。
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。
創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします!
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