ベッドは毎日使うアイテムだからこそ、自分に合ったものを選びたいもの。でも、サイズや素材、デザインなど種類が多くて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね......。
ベッド選びでチェックしておきたいポイントは主に9つあります。これらを抑えておけば、豊富な種類のなかからでも、自分にぴったりなベッドを見つけられるはず!
今回は一人暮らし、夫婦・カップル、ファミリー向けにおすすめのベッドもご紹介します。
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1. 【ベッドの選び方】ベッド選びでチェックしたいポイントは9つ!
ベッド選びでチェックしたいポイントは主に9つ。そのなかでも優先順位を決めると、理想のベッドを見つけやすくなるでしょう。
①人数・サイズ

ベッド選びでまず押さえておきたいのは使用する人数と、それに応じたサイズ。 シングルベッドやダブルベッド以外にもサイズは様々。それぞれのサイズ感を押さえて、自分にあった大きさを選びましょう。
②価格
ベッドにどれくらいの予算を掛けられるか予め確認しておきましょう。安全面や機能性を考慮すると、1万5,000円以上の予算を考えておくと確実でしょう。
オンラインショップでの購入の場合、絞り込み検索で予算の金額を入力することで、該当する商品を表示してくれるサイトもあります。
③木製かスチール製か
ベッドの素材は主に木製とスチール製の2種類(すのこベッドとパイプベッド)。 サイズや基本的な機能面で大きな違いはありませんので、見た目の好みやライフスタイルに応じて選ぶと良いでしょう。
木製のベッドは豊富な種類や頑丈さ、温もり感のあるデザインが魅力的です。 スチール製のベッドはリーズナブルな価格で、シンプルなデザインが魅力的です。
④組み立ての難易度
ベッドは組み立てが必要なアイテムです。 シンプルなデザインのものは組み立ての難易度が低く、高機能なものは難易度が高いうえに二人以上での組み立てが必須な傾向にあります。組み立てが不得意な方はシンプルなベッドを選ぶのが無難でしょう。
組み立てが苦手・一人で組み立てないといけない方には、ネジレスシリーズのベッドがおすすめ。工具不要、溝にひっかけるだけで誰でもベッドの組み立てができる便利なアイテムです。
⑤耐荷重
自分の体重よりも高い数値のものを選びましょう。耐荷重が高ければ高いほど、しっかり支えてくれて、ベッドの軋み音を気にしなくて済みます。
普通体型の人なら、耐荷重約200kg以上あればより安心でしょう。クオリアルでは耐荷重90kg~400kgまでのベッドを取り扱っています。
⑥通気性
マットレスは布団と違い、気軽に干すのが難しいアイテム。そのため、日頃から通気性の良い環境にしておくことがカビや湿気防止に繋がります。
殆どのベッドはすのこ状で通気性の良いアイテムとなっているため、注意深くなる必要はありませんが、なかには貼り板タイプですのこ間の隙間が狭いようなベッドもありますので、念のため確認しておきましょう。
⑦機能
ベッドには、「棚付き」「コンセント付き」「収納付き」など、寝る以外の機能を兼ね備えているものもあります。予算や好みに応じて選びましょう。
仮にこれらの機能がないシンプルなベッドを選んでも、後付けヘッドボードやサイドテーブルで代用することは可能です。
⑧ベッドの高さ
⑨デザイン性
同じ高さ、機能、素材のベッドでもデザインはそれぞれです。お部屋の雰囲気や自分の好みに応じて選びましょう。シンプル、モダン、エレガント、ホテルライクなどが人気です。
2. 人気なベッドの種類
①スタンダードベッド(ヘッドボード付き)
ヘッドボードと床板のみのシンプルなデザインのベッド。市場で最も多く流通している、スタンダードなタイプです。
②ヘッドレスベッド
床板のみのベッド。寝るのに必要な最低限の機能だけを残したタイプで、その分コストを抑えられており価格が最も安いです。省スペースを叶える、すっきりした見た目も人気です。
③棚・コンセント付きベッド

ヘッドボード部分に棚やコンセントが付いているベッド。目覚まし時計やスマホや本を置けて、サイドテーブル要らず。ベッドで過ごすひとときが快適になります。
商品数が多く、豊富なデザインのなかから自分好みのものを選べます。
④チェストベッド(引き出し付きベッド)
ベッド下に引き出しが付いているベッド。ベッド下の空間を有効活用できるので、一人暮らしなど収納スペースが少ないお部屋で重宝します。
⑤ミドル脚ベッド(ハイタイプベッド)
通常のベッドよりもベッド脚が長く、高さがあるベッド。ベッド下の広い空間を活かして物を沢山収納できます。チェストベッドと同じく、収納スペースが少ないお部屋で重宝します。ただし高さがあるため、寝ている間にベッドからよく落ちるという方は要注意です。
⑥ロフトベッド・システムベッド
ロフト状のベッド。はしごや階段を使って、ベッド部分まで登ります。デスクを置いたり物を置いたりと、ベッド下の空間を有効に活用することが出来ます。子ども部屋に人気ですが、もちろん大人が使うことも可能です。
⑦敷布団対応ベッド(ロングサイズ)
通常のベッドよりも床板部分が長いベッド。敷布団を敷いてもフレームにぴったり収まります。(※マットレスを使うこともできますが、床板部分が少し余ってしまいます)
⑧パレットベッド

パレットを複数個並べて使うベッド。組み立て不要で置くだけでベッドが完成。パレットを増やすことでベッドのサイズを大きくすることもできます。ロースタイルなお部屋との相性が抜群で、人気急上昇中のアイテムです。
⑨【おすすめ】組み立て簡単ベッド
一見これまでの紹介したベッドと同じに見えますが、工具不要で誰でも簡単に組み立てられる点が大きな違い。各パーツを溝に差し込むだけ、約3分程度で簡単に本格ベッドが出来上がります。当店おすすめ&人気ベッドです。
3. 【一人暮らし】一人で使うベッドの選び方
一人で使うベッドを選ぶ際のポイントは 「省スペース」と「ベッド上の快適さ」。
一人暮らしのお部屋はスペースに限りがあるため、最低限の睡眠スペースを確保した シンプルなシングルベッドがおすすめ。
またベッド下の空間を有効に活用できる、シングルサイズのチェストベッドやミドル脚ベッドも相性が良いです。
「多少他のスペースが狭くなってでも、ベッドの快適さを優先したい」という場合は、ゆとりのあるセミダブルがおすすめ。棚・コンセント付きのものならベッドでのゴロゴロタイムがもっと快適なものになります。
身長160cm程度かつ普通体型な女性の場合は、セミシングルショートベッドもおすすめ。シングルベッドよりも一回り小さいベッドですが、女性が睡眠を取るだけなら十分な大きさで、その分省スペースを叶えることができます。
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4.【カップル・夫婦】二人で使うベッドの選び方
カップルや夫婦など、二人で使うベッドを選ぶ際のポイントは 「寝返りが打てる広さを確保できるかどうか」です。具体的な例は、 「ダブルベッド以上を使う」または「シングルベッドを並べて使う」です。
セミダブルは二人で使えないことはないのですが、毎日使うとなるとかなり窮屈さがあり、あまりおすすめはできません。
ダブルベッドは普通体型の二人なら問題なく並んで使えますが、毎日使うとなると寝返りを打つ際に少し窮屈さを感じさせます。また、一つの掛け布団を使う場合、取り合いになることも。
どちらかの寝相が悪い、体が大きい、ゆとりをもって寝たいなどの場合はクイーンベッドが無難です。
とはいえ、クイーンベッドはとても大きなサイズなので気軽にお部屋に置けるものでもありません。そこでおすすめなのが、「シングルベッドを並べて使う」という使い方。
【ダブルベッド1台】約195×140cm
【クイーンベッド1台】約195×160cm
【シングルベッド2台】約195×194cm(195cm×97cm 2台)
と、クイーンベッドよりも30cmほどゆとりがあり、さらにゆったりと使えます。 シングルベッドを並べているだけなので、別々で寝ることになったり、お引越し先に置けなくなる心配を考える必要がなくなると、ライフスタイルが変わった場合も柔軟に対応できます。

ぴったり横にくっつけられるようなベッドがおすすめです。ヘッドレスタイプのベッドが横づけしやすいですが、棚付きのものでも横づけできるものがあります。
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5.【ファミリー】三人以上で使うベッドの選び方
家族三人以上で使うベッドを選ぶ際のポイントは、二人同様、寝返りが打てる広さを確保できるかどうか」、それに加えて「耐荷重」や「ベッドの高さ」にも注目です。
具体的な例は、「キングベッド(やファミリーベッド)以上を使う」または「シングルベッドを並べて使う」です。
【キングベッド1台】約195×180cm
【シングルベッド2台】約195×194cm(195cm×97cm 2台)
★シングルベッドを2台並べると、キングサイズとほぼ同じサイズになります!
キングベッドは普通体型の大人二人+小さな子どもなら問題なく並んで使えますが、子どもが成長していくことを考えると、だんだん窮屈さを感じるようになるでしょう。
そのため、子どもの成長後を考えて、シングルベッドを並べて使うか、分離可能な大型ベッドを選ぶのがおすすめです。子どもが一人で寝る際にも使うことができます。
さらに、大人数で寝ることになるため耐荷重もチェックしたいポイント。3人で寝るなら全体で耐荷重400kg以上はあると安心でしょう。
子どもが寝るということを考えると、転倒のリスクにも備えたいところ。ベッドガード付き、高さ低めのベッドなら転倒時のリスクも最小限に抑えられるでしょう。
パレットベッドなら床に近い高さで通気性を確保しつつ寝ることができます。
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6. ベッドの各パーツ部分の名称
ベッドの各パーツにはそれぞれ名前があり、知っておくと「棚付き」「ヘッドボード無し(ヘッドレス)」などの検索をかけることができ、商品を絞り込む際に便利です。

7. マットレスの選び方
ベッドで使うマットレスは主に、「ボンネルコイルマットレス」と「ポケットコイルマットレス」の2種類があります。
①【面で支える・腰に優しい】硬め「ボンネルコイルマットレス」
ボンネルコイルマットレスは、適度に硬く、弾力性も優れており、安定感のある寝心地です。耐久性にも優れている点や、ポケットコイルマットレスに比べて安価な点も魅力です。
面で支えるので、体の重みや、マットレスの反発による負荷を体全体に分散させることができます。体の一部分のみに負荷が掛かるのを軽減してくれるので、腰痛持ちの方には特におすすめです。
②【点で支える・女性に人気】柔らかめ「ポケットコイルマットレス」
ポケットコイルマットレスは、 優しく包み込まれるような、柔らかい寝心地。体重のかかる所だけが沈み込むため、自然な寝姿勢で眠ることができます。
柔らかな寝心地が心地よく女性に好まれる一方で、沈み込んだ部分に負荷がかかりやすいため、腰痛の方の場合は起きた際に違和感を感じるかもしれません。
8. ベッド周りを快適にするおすすめアイテム
ベッド単体でも十分快適ですが、寝具関連アイテムがあればもっと快適に。実際にベッドを使ってみて、物足りないと感じたところはこれらのアイテムで補っていきましょう。
■サイドテーブル
ベッドサイドランプや眼鏡や本などちょっとした小物を置く場所として便利です。
■後付けヘッドボード
「予算を抑えるためにヘッドレスタイプのベッドを買ったけど、やっぱり物足りない……」と感じた際には、後付けヘッドボードで棚・コンセントスペースを作りましょう。
■ベッドガード
寝ている間にベッドから転倒するのを防いでくれます。
■寝具
敷きパッドや枕にもこだわるとより上質な眠りに。
9. ベッドにまつわるよくあるQ&A
Q1:ベッドはお部屋のどこに置けばいいですか?
A:特別なきまりはありませんが、壁際に設置すると、お部屋の空間を有効に使うことができておすすめです。
その際、コンセント付近だとランプが置けたりスマホ充電ができて◎。 窓際に置くと、太陽の光を浴びながら目覚められます。大型ベッド・寝室の場合はお部屋の真ん中に置くとホテルのような雰囲気になります。
Q2:ベッドフレームはマットレスが置ければ何でもいい?
A:安さを優先しすぎると、通気性が悪いベッドを選んでしまいカビに繋がったり、耐荷重が低すぎるものを選んでしまい軋みが気になったりと、小さなストレスが積み重なることも。
この記事を参考に自分が特に重視したいポイントを洗いだして、フレームにもこだわってみましょう。
Q3:引っ越し時に解体が簡単なベッドは?
A:工具不要で組み立てられるネジレスベッドがおすすめです。その他にも、ヘッドレスタイプは構造がシンプルなので、解体しやすい傾向にあります。
Q4:1人でダブルベッドを使用するのはダメ?
A:全く問題ありません。よりくつろげるスペースを作れます。ただし、その分費用が掛かり、お部屋のスペースも取るので注意です。
Q5:ヘッドボードは必要? ヘッドレスで良い?
A:ヘッドボードには、おしゃれに見せるだけでなく、枕を落ちたりマットレスがズレるのを防いでくれたり、背もたれになったり、ちょっとした物を置くスペースが作れるなどの役割があります。
それらを必要と感じない場合は、ヘッドレスタイプでも十分でしょう。壁付けすることである程度はヘッドボード代わりになります。
Q6:大人でもロフトベッドやシステムベッドを使える?
A:耐荷重やサイズに気を付ければ使えることができます!
Q7:ベッドが組み立てられるか不安
A:溝に差し込むだけで簡単に組み立てられるネジレスベッドがおすすめです。組み立てが不安な場合は取扱説明書に沿って組み立てをし、分からない部分などがあれば店舗に問い合わせてみましょう。組み立て代行業者に依頼するという方法もあります。
10. まとめ
✔ 組み立てが伴うので、苦手な方は組み立て簡単ベッドがおすすめ
✔ 耐荷重は高ければ高いほど安定感が生まれ、軋みにくい
✔ 二人で使うベッドはダブル以上を選ぶのも良いけれど、シングルベッドを並べて使う方法も◎
✔ 家族で使うベッドは耐荷重とベッドの高さ(転倒対策)にもこだわって
ベッドはサイズも種類も豊富で、そのなかから選ぶのは大変ですが、特に自分が重視したいポイントをよくチェックすれば理想のベッドを見つけ出せます! この記事を参考にあなたにぴったりなベッドを見つけてくださいね。
クオリアルは『インテリアで暮らしを豊かに』をコンセプトにロープライスでオシャレな家具を販売するオンラインショップです。ご紹介した商品以外にも、組み立て簡単なベッドや1人がけソファ、おしゃれなラグや便利な収納家具など幅広く取り揃えています。ぜひ一度覗いてみてくださいね。
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。
創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします!
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