ソファを選ぶ際、サイズはその空間に適しているかどうかを判断する重要な要素の一つです。
しかし、お部屋の広さはひとそれぞれ。「一人暮らしのお部屋にソファは置けるの?」「子どもと4人暮らしだから大きいソファを置きたい!」など、サイズに関するお悩みは尽きませんよね。
そこでこの記事では、ソファのサイズを考える上で知っておきたい基礎知識を、実際の写真を交えてご紹介します!
★気になった画像をクリックすると商品ページをチェック出来ます!1.ソファサイズの基本
ソファのサイズは主に一人掛け~三人掛けがあります。下記で使用イメージやそれぞれのサイズの特徴をご紹介します。
①シングルソファ
【サイズ】 一般的に幅約70cmから100cm程度です。
【用途】 一人暮らしのリビングや、寝室の読書スペースなど、限られたスペースに最適です。
【メリット】コンパクトなのでどんなお部屋にも置きやすい。価格が安く、組み立ても簡単。
【デメリット】寝転んでくつろぐことは出来ない。
②2人掛けソファ
【サイズ】 一般的に幅約120cmから160cm程度です。
【用途】カップルや少人数の家族に適しており、コンパクトなリビングスペースに収まりやすいサイズです。
【メリット】一人掛けよりゆったり座れ、来客にも対応できる。バリエーション豊富。
【デメリット】寝転ぶことは可能だけれど、大人の場合足がはみ出てしまう。1~2人暮らしなら十分だけど、家族暮らしの場合は物足りない大きさ。
③3人掛けソファ
【サイズ】一般的に幅約170cmから220cm程度です。
【用途】 家族が一緒にくつろぐためのリビングルームに最適ですが、スペースが限られている場合は配置を慎重に計画する必要があります。
【メリット】足を伸ばしてゆったりくつろげる。家族暮らしにも対応出来る。
【デメリット】大きく場所を取るため、1~2人暮らしなど狭いお部屋では設置が難しい。値段は少し高め。処分時に手間取る。
2. 6畳ワンルームに置けるソファは? 2人掛けは置ける?
■二人掛けソファ(幅125cm)を置いたイメージ
6畳のお部屋でも、二人掛けソファは余裕を持って置くことが出来ます。ただし、空間に限りがあるので、お部屋に置く家具を厳選する、壁に沿って配置するなどの工夫が必要でしょう。
【使用アイテム】
【より心地よい空間にするためのポイント】
①ソファの奥行に注意!
同じ二人掛けソファでも奥行や高さは様々で、アイテムによってはお部屋が窮屈に感じてしまう場合があります。購入前にサイズ感をチェックしておきましょう。奥行70cm程度のコンパクトなソファですと、6畳のお部屋でも余裕をもって置くことが出来ます。
②ローソファや低めのソファ、一人掛けのソファを選ぶと◎!
お部屋の圧迫感を押さえたい場合は低めのソファを選ぶことで、目線が下がり、お部屋にゆとりのある雰囲気が生まれます。脚の取り外しが可能で、スタンダードなソファとしてもローソファとしても使える商品もあります。
③他の家具とのバランス感
ソファを置いて、デスクも置いて、センターテーブルも置いて……、となると、あっという間にお部屋が狭くなってしまいます。ソファを置く代わりにテーブルを小さめにするなど、自分のなかでの優先順位を考慮しつつ、他の家具をレイアウトしましょう。
④ソファベッドも選択肢のひとつ
1台でソファとしてもベッドとしても使えるソファベッドを使用することで、限られたお部屋のなかで省スペースを叶えるのも選択肢のひとつです。
3. 12畳リビングルームに置けるソファは?
■三人掛けソファを置いたイメージ
12畳のリビングルームでは、三人掛けソファを余裕を持って置くことが出来ます。
大きめのセンターテーブルや、サイドテーブルを置いたりと、余裕のあるくつろぎスペースを作ることが出来ます。
オットマンも置くことで、よりくつろげるだけでなく、来客にも対応することが出来ます。
【使用アイテム】
■三人掛け以上のコーナーソファを置いたイメージ
12畳のリビングルームでは、コーナーソファも余裕を持って置くことが出来ます。
大きめのセンターテーブルや、サイドテーブルはもちろんのこと、キャビネットなどを置いても動線を確保することが出来ます。
【使用アイテム】
【より心地よい空間にするためのポイント】
①お部屋の角や壁に沿って設置する
コーナーソファはお部屋の空間を占める割合が高くなりがち。他の家具とのバランスを考えず設置すると、お部屋が狭くなったり、移動がしづらくなってしまいます。
なるべくお部屋の角や壁に沿って設置すると、お部屋をより広く使うことが出来ます。窓際に設置するのも◎。
②ローソファや低めのソファを選ぶと◎!
お部屋の圧迫感を押さえたい場合は低めのソファを選ぶことで、目線が下がり、お部屋にゆとりのある雰囲気が生まれます。脚の取り外しが可能で、スタンダードなソファとしてもローソファとしても使える商品もあります。
③模様替えを楽しんでみる
4. ソファの種類の基本
ソファにも様々な種類があります。同じ二人掛けソファでも、タイプが異なれば使い方も異なってきます。基本的な種類を抑えて、理想のソファを見つけましょう。下記にてそれぞれご紹介していきます。
①カウチソファ
寝転んだり、足を伸ばしてくつろげるソファ。一人でゆったり使ったり、家族で一緒に使ったりと、カジュアルにリラックスするスペースでのソファにぴったりです。
【サイズ】
一般的には2人掛けサイズ以上で多様なサイズがあり、部屋の形状に合わせて選択できます。
【用途】
足を伸ばしてゆったりくつろぎたい時、大家族や多くのゲストを収容したい時に適しており、リビングスペースを効率的に利用できます。
②アームソファ / アームレスソファ
アームソファは肘置きがあるソファ。対して、アームレスソファは肘置き部分が無いか、片方だけあるソファ。肘置きにゆったりともたれかかってくつろぐことが出来ます。
【サイズ】
一人掛けから三人掛けまで多様なサイズがあり、部屋の形状に合わせて選択できます。
【用途】
足を伸ばしてゆったりくつろぎたい時、大家族や多くのゲストを収容したい時に適しており、リビングスペースを効率的に利用できます。
③コーナーソファ・L字型ソファ
L字型のデザインが特徴で、部屋のコーナーにピッタリと収まるソファ。モジュラーソファのようにパーツごとに組み換えが出来るものが多く、お部屋の模様替えや来客にも柔軟に対応出来ます。
【サイズ】
一般的には2人掛けサイズ以上で多様なサイズがあり、部屋の形状に合わせて選択できます。複数パーツを組み合わせる必要があるので、一人暮らしのお部屋では置きづらいかもしれません。
【用途】
大家族や多くのゲストを収容するのに適しており、リビングスペースを効率的に利用できます。
④ソファベッド
ソファとしてもベッドとしても使用できる2wayタイプのソファ。来客用や一人暮らしの省スペース家具としても便利です。
【サイズ】
ソファの時は二人掛け、ベッドの時は一人用として使えるものが多いです。
【用途】
ソファとしてもベッドとしても使え、来客用や限られたスペースのマルチ用途に対応できます。
・家族暮らしなら、上記のソファに加えて、「カウチソファ」「コーナーソファ・L字型ソファ」も選択肢に加えることが出来ます。
★ソファの種類については、こちらのページで詳しくご紹介しています!
5. サイズ選びのポイント
①ソファのサイズと比較しながら、部屋の寸法を測る
ソファを配置する前に、置く部屋のサイズを正確に測定し、ソファが入るかどうかを確認します。
Step1 スペースの測定
ソファを置く予定のスペースの寸法を測定します。壁から壁、壁から家具などの障害物までの距離を含みます。動線も考慮しておくとなお好ましいです。
Step2 ソファの寸法の確認
ソファの長さ、幅、高さを測定します。ソファのサイズは購入するソファの仕様書や商品ページに記載されていることが多いです。不明な場合は問い合わせましょう。
Step3 スペースとソファの寸法の比較
測定したスペースの寸法と、ソファの寸法を比較します。ソファの長さがスペースの長さよりも短く、幅がスペースの幅よりも狭く、高さがスペースの高さよりも低いことを確認します。
ソファがセクショナルソファやリクライニング機能を持っている場合、それらの部分を動かしてスペースに収まるかどうかを確認します。
また、置ける場所があっても、搬入通路(階段・玄関・ドア・廊下・エレベーターなど)が通れないと、そもそも設置が出来ません。
組み立てソファなら梱包サイズを、完成品なら完成品のサイズを踏まえた上で、搬入通路のサイズ感も予めチェックしておきましょう。搬入するためには、梱包サイズ+10cm程の余裕が必要になります。
②通路の確保
ソファを置いたあと、人が部屋を行き来するためのスペースが確保出来るかどうかもチェックポイントです。一般的にはソファ+約70~90cmほどあれば、人がスムーズに移動出来ると言われています。
また、お掃除や家具のメンテナンスをしやすくさせるために、ソファと壁の間に適切な余裕を確保することも大切です。少なくとも約5〜10cmほどの余裕があると良いとされています。
③レイアウトを考慮する
ソファ以外の家具も配置する場合、全体のレイアウトを考慮して、バランスよく配置できるサイズのソファを選びましょう。
インテリアの色味やテイストを統一させたり、家具をなるべく一か所にあつめることで、まとまり感のあるお部屋にすることが出来ます。
6. まとめ
ソファ選びでは、サイズだけでなく、デザインや素材、快適性も重要な要素です。使用する人々のライフスタイルや好みに合わせて、最適なソファを選択してくださいね。
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