スチール製ベッド(スチールベッド・パイプベッド)は、シンプルなデザインながらも、丈夫でリーズナブルと、一人暮らしや子ども部屋に特に人気のベッドフレームです。パイプベッドと呼ばれることもあります。
この記事では、スチールベッドの特徴や選び方、おすすめ商品などをご紹介します。快適な寝室作りの参考にしてみてくださいね!
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1. スチールベッド(パイプベッド)の特徴とメリット
①耐久性と安定感
②リーズナブルなものが多い
天然木よりも安価な原料で作れるスチールベッドは、1万円程度で購入出来るようなリーズナブルな価格の商品が多いです。
コストパフォーマンスが高いため、初めての一人暮らしなどで初期費用を安く抑えたい時の心強い味方です。
③組み立てが簡単なものもある
④お部屋に合わせやすいシンプルなデザイン
パイプベッドは、価格重視で最低限の機能だけを残したデザインのものが多いです。
そのシンプルなデザインがどんなお部屋・インテリアにもマッチします。ブラックやホワイトなどのベーシックなカラーが多いですが、なかにはピンクやブルーなど、木製ベッドでは再現出来ないような、カラフルな色合いのものもあります。
⑤メンテナンスが容易
木製ベッドは自然素材を使用しているため、汚れや水・湿気に弱く、乾燥でひび割れが起こるなどの短所があります。
一方スチールベッドは、金属素材で、錆防止の加工が施されているため、汚れが付きにくく、少しの汚れなら軽く水拭きで対応出来ます。そのほかにも、シンプルな構造なのでベッド下の掃除がしやすいなどの長所があり、お手入れが簡単です。
【スチールベッドのデメリット】
①バリエーションが少なく、デザインをあまりこだわれない
最低限の機能だけを抑えたシンプルな構造のベッドが多いため、お部屋の雰囲気やベッドのデザイン・機能にこだわりたい場合、あまり理想に近づけない可能性が高いです。
例えば、ナチュラルなお部屋にしたい場合、周りのインテリアとの色味やバランスを考慮しないと、スチールの素材感が空間で浮いてしまうでしょう。
とはいえ、コンセント付き、棚付き、ベッド下収納など、最低限の機能は兼ね備えているので、決して不便ということはありません。また、ピンクやブルーなど、木製のベッドには出せないカラーリングを実現出来るのもスチールベッドならではの長所です。
②耐荷重が低めなので、きしむ可能性がある
スチールベッドは、木製ベッドに比べ耐荷重が低めである傾向にあります。
クオリアルでも、木製ベッドは耐荷重が200kg~400kg以上のものが多いのに対して、スチールベッドは耐荷重が90kg~120kgと木製ベッドに比べると低めです。そのため、ベッドの上に寝転ぶと、若干きしむことがある場合も。
とはいえ、耐荷重が90kgあれば寝ている人を支えるのには十分ですので、正しい使い方をしていればあまり気にする点ではないでしょう。ただ、きしみが気になってしまう方や体の大きい方は耐荷重によく注意して購入するか、木製ベッドもあわせて検討すると良いでしょう。
②錆(さび)のリスク
スチールベッドは予め錆防止の塗料が施されていますが、傷などでその塗装が剥げると、そこから錆びたり、塗装粉のようなものが出る恐れがあります。普段から丁寧に扱うようにし、フレーム部分はあまり触らないよう心がけましょう。
2. スチールベッドの選び方ポイント
【①サイズの確認】 奥行に注意
設置する部屋のスペースに合ったサイズのベッドを選びましょう。シングル、セミダブル、ダブルなど、自分のライフスタイルや部屋の広さに合わせたサイズを選ぶことが重要です。敷布団を使いたい場合は、奥行が200cm以上あるもの(敷布団対応サイズ)を選びましょう。
【②耐荷重と構造】90kg以上あるものが安心
体重にもよりますが、耐荷重が90kg以上あるベッドですと安心でしょう。耐荷重が高いほど安定感が増します。また、フレームの構造がしっかりしているか、ネジや接合部分が頑丈かどうかも確認しましょう。
【③機能性】棚・コンセント付きや収納に注目
宮棚やコンセントが付いていると、ベッドでのひとときがより快適になります。また、ベッド下に収納スペースがあれば、お部屋の空間をより快適に使えるでしょう。
【④デザインとカラー】他のインテリアとのバランスを考慮
部屋のインテリアに合わせてデザインとカラーを選びましょう。スチールベッドはシンプルなデザインのものが多いため、他のインテリアとのバランスも考慮すると、空間で浮かずに調和がとれるでしょう。
3. おすすめのスチールベッド(パイプベッド)5選
→木脚ハイタイプベッド (宮棚コンセント付き) 【Clunky】 クランキー
→木脚パイプベッド シングル(ベッドフレームのみ)【Clunky】クランキー
→木脚パイプベッド シングル(宮棚コンセント付き)【Clunky】クランキー
→好きなカーテンが取り付けられるロフトベッド 高さ139cm[ロー]【AQUA】アクア
→好きなカーテンが取り付けられるロフトベッド 高さ184cm[ハイ]【AQUA】アクア
→好きなカーテンが取り付けられるロフトベッド 高さ159cm[ミドル]【AQUA】アクア
4. スチールベッドのコーディネート例
①シンプルなお部屋
お部屋のイメージが思い浮かばない方は、白いフレームのパイプベッドがおすすめ。白はどんな色とも組み合わせやすいので、お部屋のイメージが浮かんできた時も柔軟に対応出来ます。
上記の写真では、白と青・ネイビーを組み合わせてコーディネート。窓際に白いベッドを置くことで、より明るく爽やかな雰囲気になります。
【使用アイテム】
■[S] 6色から選べるパイプベッド 選べる2タイプ 高さ調節4段階 敷布団対応 Neo
②ヴィンテージ風なお部屋
ヴィンテージなお部屋には、ブラックやブラウンなどの暗めカラーのスチールベッドがおすすめ。
上記の写真では、天然木とスチールを組み合わせたベッドをコーディネート。他のインテリアにもダークウッドの要素を取り入れることで、空間の雰囲気が高まります。レザーアイテムとの相性も抜群です。
【使用アイテム】
■木脚パイプベッド シングル(宮棚コンセント付き)【Clunky】クランキー
③韓国風のお部屋に
淡色やナチュラル感が決め手となる韓国風インテリアのお部屋では、カラーリングと周りのインテリアを意識すれば、スチールベッドでもお部屋に馴染ませることが出来ます。
上記の写真では、フレームがブラウンのベッドを選び、天然木のサイドテーブルや、淡色の寝具・ラグをあわせることでスチールベッドでも空間に溶け込むことが出来ています。
【使用アイテム】
■[S] 6色から選べるパイプベッド 選べる2タイプ 高さ調節4段階 敷布団対応 Neo
④ 子ども部屋や学生寮での活用
ロフトベッドや収納付きベッドは、子供部屋や学生寮での活用に最適です。限られたスペースでも機能的に使えるため、勉強・収納スペースを確保することが出来ます。 上記の写真では、ベッド下にデスクを設置して勉強スペースに。ハンガーポール付きのものを選べば、さらに衣類やかばんも収納できてさらに空間を有効に使えます。
【使用アイテム】
■好きなカーテンが取り付けられるロフトベッド 高さ209cm[スーパーハイ]【AQUA】アクア
■好きなカーテンが取り付けられるロフトベッド 高さ209cm[スーパーハイ]【AQUA】アクア
■[A4/B4][5段/9段] 書類チェスト Chelsea
5. スチールベッドのメンテナンス方法
①定期的な掃除
②ネジや接合部分の点検
③サビ防止対策
スチールベッドは錆防止の塗料が剥げた部分から錆になる恐れがありますが、小さい錆ならすぐに紙やすりや錆取り剤などで取り除けば、劣化を最小限に抑えることが出来ます。
6. まとめ
スチールベッドは、丈夫で価格もリーズナブルなのでコスパ高なアイテム。費用を抑えたい初めての一人暮らしや子ども部屋に特におすすめです。この記事を参考に、理想のベッドを見つけてくださいね!
クオリアルは『インテリアで暮らしを豊かに』をコンセプトにロープライスでオシャレな家具を販売するオンラインショップです。 ご紹介した商品以外にも、組み立て簡単なベッドや1人がけソファ、おしゃれなラグや便利な収納家具など幅広く取り揃えています。 ぜひ一度覗いてみてくださいね。
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。 創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします! クオリアルショップはこちら