お家の第一印象を左右する玄関マット。ですが、なくても生活には困らないアイテム。本当に必要なアイテムなのでしょうか?
結論から言うと、玄関マットは「外からの汚れを防ぐ実用性」と「訪れる人へのおもてなしの心」を表現できるという観点から必要なアイテム! その他にも、風水的な意味で敷くという方も。
そこでこの記事では、そんな玄関マットの意味・役割をわかりやすく解説し、おしゃれなものから洗えるものまで、クオリアルのおすすめ屋内・屋外玄関マットもご紹介します!
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1. 玄関マットの役割と敷く意味は?
玄関マットとは、玄関に敷く60×90cm前後の小さめのマット。敷くことで下記のような役割を果たしてくれます。

①汚れ防止の役割
外から帰ってきたとき、靴の裏についた砂・ホコリ・泥・水分などを落とす役目があります。靴を脱いで家に上がる際、マットを一旦踏むことで、室内の床やカーペットの汚れを減らし、掃除の手間も軽減できます。特に雨で足元が汚れてしまった日は、その意味を感じやすいでしょう。
②床の保護・安全性アップ
玄関マットを敷くことで、床が保護され傷防止の役割を果たしてくれます。また、雨の日や雪の日など、玄関に水がたまると滑りやすくなります。そんな時、玄関マットを敷くことで滑りにくくなり転倒防止に繋がります。

③「おもてなし」の表現
お客様を迎える最初の場所が玄関。大切なお客様に床を直に踏ませるのはなんだか申し訳ない……。玄関にマットがあることで、お客様を素敵に迎える場所ができ、「きちんとした家」「清潔感のある暮らし」など印象を与えることができます。
④風水的な意味合いも
風水では、玄関は「運気の入り口」。玄関マットを敷くことで、外から持ち込まれる悪い気をブロックし、良い気だけを家に入れると考えられています。
2. 玄関マットを敷くメリットとデメリット
玄関を敷くことによるデメリットはもちろんありますが、メリットはそれを上回ります。デメリットを抑えておくことで、より自分にあった玄関マットを見つけられるでしょう。
■ 玄関マットを敷く主なメリット
- 家の中を清潔に保てる
- 季節感・インテリアとして楽しめる
- 第一印象がアップする
■ 玄関マットを敷くデメリット
- 汚れやすく、手入れが必要
- 湿気やカビの原因になることがある
- 滑りやすいものは転倒のリスク
3. 玄関マットの選び方のポイント
数ある中から自分にぴったりの1枚を選ぶためのポイントをご紹介します。
①サイズと形状の確認。50×80cm前後が主流!
玄関の広さや形に合うサイズを選びましょう。玄関マットに多いサイズは40×60cm/45×75cm/50×80cm/60×90cm/70×120cmのコンパクトなマット。一般的な玄関に敷けるかつ、マットの上に余裕をもって足を置けるサイズ感です。 とにかく玄関全体を覆いたい場合は、幅120cm程度の横長タイプも人気です。
【玄関マット サイズのイメージ】

約40×60cmのイメージ

45×75cmのイメージ

50×80cmのイメージ

60×90cmのイメージ

70×120cmのイメージ
②素材選びが快適さに直結。
ポリエステルやウールは耐久性に優れ、天然素材(コットン・い草・麻)は肌触りや季節感が魅力。用途と好みに合わせて選びましょう。
③お手入れのしやすさ
頻繁に使う場所なので、洗濯機で洗えるものや、撥水加工のあるものだとより便利です。洗えない場合もその分デザイン性や肌触りが良かったり、それぞれの良さがありますので好みに応じて選びましょう。
日頃のメンテナンスは表面のゴミを掃除機等で取り除いたうえで、風通しの良いところで陰干しするのがおすすめです。
洗えない表記のマットでも、なかには部分手入れなら可能なアイテムもあります。その場合、水で薄めた中性洗剤を含ませ、固く絞った布などで叩いて汚れを除去することができます。全体的な汚れについては専門のクリーニング業者さんに相談しましょう。
④滑りにくいかどうか

薄手の玄関マットは安い反面、ふいに滑って転倒してしまうリスクがあります。裏面に滑り止め付きまたは滑り止め加工がされているかどうか確認しましょう。

付いていない場合でも、滑り止めシートを併用すればズレ防止ができます。
⑤玄関のテイストに合っているかどうか

マット1枚で玄関の印象はガラッと変わります。床や家具の色、玄関の雰囲気と合うカラーや、お家の雰囲気を表現できるようなテイストを選びましょう。
4. 【〈屋内用〉目的別】人気・おすすめの玄関マット
①洗えるマットのおすすめ
洗濯機で丸洗いOK、お手入れしやすくて衛生的。お子様やペットのいるご家庭に◎
②滑り止め付きマットのおすすめ
③天然素材マットのおすすめ
コットン・い草・麻などの天然素材の玄関マット。夏は涼しく、見た目もナチュラル。和モダン・ナチュラルテイストの玄関にぴったりです。
④ギャッベ・ウールマット
羊毛を使って職人が丁寧に織り上げた絨毯「ギャッベ」は、玄関マットにもおすすめ。ギャッベは敷居が高くなりがちですが、玄関マットサイズなら気軽に取り入れられちゃいます。
ぬくもり感のあるデザイン、羊毛の丈夫さ(弾力感、汚れを弾く、快適性)はおもてなしにぴったり。ギャッベのデザインの意味を風水的な意味として取り入れるのも面白いかもしれません。
⑤北欧デザインマット
シンプルながらもアクセントになる幾何学模様やアースカラーが人気。おしゃれ重視の方におすすめです。
⑥エレガントなマット
お客さんを上品な雰囲気で迎えたいなら、メダリオン柄(円形・楕円形の装飾)やペルシャ柄(花柄や幾何学模様等)やオリエンタル調(民族調)などの細やかなデザインの玄関マットがおすすめ。気品溢れるオーラがお家に高級感をもたらします。
5. 上がり框(あがりかまち)の玄関マットの敷き方は?
上がり框(あがりかまち)とは玄関の靴を置く場所(土間)と床の間にある空間のことその部分は段差上になっています。
この部分には、上がり框専用のサイズの玄関マットを敷くのがおすすめ。柄と横幅を揃えることで、スタイリッシュな見え方になります。
【クオリアルおすすめ】
6. 屋外用玄関マットも敷けば、汚れ対策バッチリ!

上記までは屋内用の玄関マットを紹介してきましたが、屋外に敷く玄関マットもあります。これらを使うことで、外で靴についた土やゴミをしっかり落としてから家に入ることができます。屋外で使う玄関マットは、耐久性に優れたラバーマットがおすすめ。汚れても水で流すだけでお手入れができます。
7. 玄関マットにまつわるよくあるQ&A
Q1:玄関マットって本当に必要?玄関マットがないとどうなる?
汚れを防いだり、来客者に心地よく家に上がってもらうためにも玄関マットは必要です。玄関マットがなくてもすぐに困るということはありませんが、床が汚れたり、殺風景な雰囲気になったりと長期的に見ると不便な点が出てくるでしょう。
Q2:玄関マットの交換時期・目安は?
汚れが目立つ・落ちなくなってきたり、表面がへたってきたりと快適性を感じなくなってきたら交換のタイミングです。その他にもデザインが古くなってきたり、家に帰ってきた時に気持ちが上がらなくなってきた時も買い変え時でしょう。
Q3:ペットや子どもがいる家庭に適した玄関マットは?
汚れや転倒に備えて、洗えるかつ滑り止め付きのマットがおすすめです。い草の玄関マットなどひっかきに弱い素材はあまり向いていないでしょう。
Q4:風水で良いとされる玄関マットの色や形は?
玄関は運気を呼び込む場所と言われています。玄関の位置によって良い色はそれぞれ異なりますが、一般的に赤は魔除けの効果があると言われています。
\ふくろうは「不苦労」と掛けて、日本では幸福の象徴!/
Q5:い草の玄関マットってどう?メリットは?
い草には調湿機能や空気清浄機能があり、玄関マットとしてもぴったりな素材。涼し気な見た目とさらっとした肌触りで夏は特にその心地よさを感じられるでしょう。乾燥する冬も湿度を吐き出してくれるから、オールシーズン使える玄関マットです。
Q6:玄関マットの滑り止めにはどんなものを使えばいい?
マットのサイズにあった滑り止めシートや四角に貼れる滑り止めシールを使用しましょう。
8. まとめ
✔ 玄関マットがあることで、家のなかに汚れが入るのを防いだり、来客にもてなしの気持ちを示せる
✔ 屋内用・屋外用の玄関マットどちらも使えばさらに汚れ防止に!
玄関マットはなくてもすぐ生活に差し支えが出るというわけではありませんが、汚れ防止やもてなしなど長期的に考えると必要なアイテム! お家を明るくするような素敵な玄関マットを敷いてみてくださいね。
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。
創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします!
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