「ラグを買いたいけど、どれを選べばいいか分からない…」「そもそもラグって必要?」と悩んでいませんか?
ラグは、お部屋の印象を大きく左右するインテリアアイテムのひとつ。ですが、サイズ、素材、デザイン、機能性など抑えておきたいポイントが多く、「適当に選んだら小さすぎた……」「お部屋と雰囲気が合っていないラグで後悔…」なんて声も少なくありません。
そこでこの記事では、失敗しないラグ選びの基本的なポイントを解説します!
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1.〈ラグは必要!〉ラグを敷くことのメリットは? 敷かないとどうなる?
床で過ごすことが多い方はもちろんのこと、そうでない方も洋室ならラグを敷くことは必要! 敷かなくても生活するはできますが、敷くことで日常がより快適になります。
■ ラグを敷く主なメリット
- 床の傷・汚れ防止になる
- 底冷え・底付き感を防ぐ
- クッション性があり、足腰に優しい
- 防音対策になる
- お部屋の雰囲気が華やかになる
■ ラグを敷かないとどうなる?
- 床が傷つく・汚れやすくなる
- 冬場に底冷えを感じる
- 直に座った際に体が痛む
- 転倒時に怪我のリスクが高まる
- 音が響き、近所迷惑に
- お部屋が殺風景な印象に
2. 〈ラグ選びの超基本〉 敷く「場所」と「目的」を確認して、絞り込んでいこう
ラグはとにかく種類が多い! サイズだけでも、ひとつひとつチェックしていくとキリがありません。 まずは、ラグを置く場所と目的を確認して、そこから絞り込んでいきましょう。
①「敷く場所」
「リビングに敷く」「ベッド横に敷く」「ダイニングに敷く」「書斎のデスク下に敷く」など、ラグを敷く場所が変われば、向いているサイズや機能・デザインもそれぞれ異なります。どの部屋のどのあたりに敷きたいのかをまず確認しましょう。
②「敷く目的」
場所と同じく、向いているサイズや機能・デザインもそれぞれ異なります。一番の目的は何なのかを確認してみましょう。どの観点を重視して探せば良いかが分かりやすくなります。
\ こだわりポイントから探す /
3. 【ラグの選び方①】サイズ・形から探す
ラグのサイズ・形から探す場合、下記の基本ポイントを踏まえて、自分のお部屋に置けるアイテムを選びましょう。
■ラグの主な形
ラグの形には主に、「長方形」「正方形」「円形」があります。

長方形
最もアイテム数が多い形です。横長なので、お部屋の広範囲をカバーできたり、ソファ前に敷いてもバランスが取りやすいです。床で過ごすことが多い方や広いスペースに敷く際に特におすすめです。
長方形ラグはこちら
■ラグの主なサイズ
ラグのサイズには主に下記のようなものがあります。 床で過ごすことが少ない場合、小さめのラグで問題ありませんが、床に座って過ごしたい場合は幅180cmあると使いやすいです。

約130×190cm
(1.5畳相当)
ベッド前やソファ前におすすめ。ラグの柄を見せたい際に。

約190×190cm
(2畳相当)
ソファとローテーブルが収まるサイズ感。

約190×240cm
(3畳相当)
リビングの主役級。ローテーブルを置いても余裕があるので、床で過ごすことが多いお部屋に。

約230×230cm
(4.5畳相当)
3〜4人暮らしのお部屋に。ローテーブルを囲んでの食事でも余裕があるサイズ感。

約230×330cm
(6畳相当)
ラグの最大クラスサイズ。L字ソファなど、お部屋の全ての家具がラグ上にすっぽり収まるサイズ感。
4.【ラグの選び方②】機能から探す
より実用的なラグを探している場合、機能から探すのも方法のひとつ。特に「洗える」「滑り止め付き」「ホットカーペット対応」は人気の機能です。
5.【ラグの選び方③】素材から探す
素材が異なれば、使用感はもちろんのことお部屋の印象もガラッと変わります。自然素材 は、素材が持つ特性を活かせたり、温かみのある風合いを楽しめます。化学素材のものは安価で機能性に優れたアイテムが豊富です。
〈自然素材〉
〈化学素材〉

ポリエステル
合成繊維の一種で、ラグに多い素材です。柔らかなタッチ感も楽しめます。高い耐久性、洗えるなど機能性に優れているだけでなく、比較的安価です。

ポリプロピレン
合成繊維の一種で、い草風ラグなどに多い素材です。ポリエステルとは異なり、少し硬めのタッチ感ですが、その分より耐熱・耐久性・耐水性に優れています。
6.【ラグの選び方④】デザイン・カラーから探す
お部屋に馴染むカラー・デザインのラグを選ぶポイントは、お部屋全体のテイスト・色味に合うものを選ぶこと。アイボリー・ベージュ・ブラウンの無地デザインは初心者さんでもお部屋に合わせやすいです。
〈人気テイストから探す〉
■ 北欧・韓国・ナチュラル系のお部屋におすすめのラグ
明るく柔らかい色合いや自然素材を活かしたラグが好相性。アイボリーやグレージュ、くすみカラーなどの淡いカラーが空間にやさしく溶け込みます。素材はコットンやウール、い草などがおすすめで、ナチュラルな風合いが空間全体を引き立てます。
■ モダン・ヴィンテージ系のお部屋におすすめのラグ
モノトーンや深みのあるカラー(ネイビー、チャコール、ブラウンなど)のラグを選ぶと、引き締まった印象に。幾何学模様やシャギータイプも、モダンやヴィンテージの雰囲気にマッチします。
■ エレガント系のお部屋におすすめのラグ
上品で繊細な印象のカラー(アイボリー、ベージュ、淡いグレーなど)を基調に、光沢のある素材や織り模様のあるデザインがおすすめです。
■ キッズ系のお部屋におすすめのラグ
ふわふわした肌触りや、洗えて扱いやすい素材がマスト。カラフルな色合いや動物・星柄などのデザインは、お子様の想像力を育てる空間づくりに最適です。滑り止め付きで安全性にも配慮しましょう。
〈カラーから探す〉
7. 【ラグの選び方⑤】使う季節から探す
ラグは、季節によって素材や快適性が大きく変わります。夏場にい草のラグを敷くとお部屋の体感温度が一気に下がることも。
また、「一年中同じラグ」だと、空間が単調になりがち。それぞれの季節にぴったりなラグを選ぶことで、より快適で心地よい暮らしが叶います。
■春のラグの選び方
冬から気分を一新させてくれるような一枚を。コットン、リネン、ポリエステルの薄手ラグがおすすめです。
カラーはパステルカラーや明るめトーンのものだと、春らしい軽やかさを演出できます。花粉が気になる季節なので洗えるラグだと◎。
【春のラグおすすめ】
■夏のラグの選び方
素足で快適に過ごせるような一枚を。い草、竹、ジュート、コットン、接触冷感などのラグは節電効果も期待できます。カラーはブルー系やナチュラル系で涼しげ感を意識して。
【夏のラグおすすめ】
■秋のラグの選び方
残暑と肌寒さ、どちらにも対応できるような一枚を。コットン、ポリエステルの薄手ラグがおすすめです。厚手ウレタンラグやシャギーラグでふんわり感をプラスすると、春との差別化ができます。カラーはアースカラーやくすみカラーで秋らしい落ち着きを。
【秋のラグおすすめ】
■冬のラグの選び方
冷気を断ち、足元を温めてくれるような一枚を。ウール、ムートン、ポリエステルなど厚手ラグがおすすめです。ホットカーペットや床暖房を使う方は対応しているかの確認を忘れずに。カラーはブラウンなど濃い暖色系でぬくもりを感じられるようなものを。
【冬のラグおすすめ】
8.【ラグの選び方⑥】おすすめ・人気アイテムから探す〈お客様レビューあり〉
①〈夏に人気・オールシーズンOK〉クラック
お客様レビュー
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ご購入者様通年使えて快適実家で使用していてとても良かったので、今回新居用にリピート購入です。 インド綿の風合が通年使用できるので快適です。 夏はベタつかずサラッとしていて気持ちがいいですし、冬は下に電気カーペットを敷いて使用しています。
②〈人気の韓国風&洗えるから、ママさんに大人気〉デコール
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ご購入者様滑り止めでズレにくくて良いです!190×240、ベージュ購入。 可愛く、洗いやすく、毛羽立ちも無く、クッション性もそこそこあり、気持ちいい、しかも滑り止めでズレにくくて良いです!
生後2ヶ月児の寝返り練習時に今までのラグは毛羽立ちも多かったため埃が着きやすく…暑くなってきたためプレイマット兼洗いやすいしラグを探していました。 まだずり這いが出来ず背中這いをしますが、ズレません!
③〈合わせやすいデザイン・大きめサイズも〉ボーナ
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ご購入者様年中使えるサラッと感触しっかりした生地で洗濯もできるのでお気に入りです。年中使えてサラッとした感触がいいですね。
④〈冬に圧倒的人気なふわふわ感〉メレンゲタッチ
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ご購入者様厚みがしっかりあってフカフカフカフカです。足跡がくっきりつくくらい厚みがあってしっかりしています。グレーを購入しましたが落ち着いた色で気に入ってます
9. ラグ選びのよくあるQ&A
Q:ラグとカーペットの違いは?
A:床に敷くものという点でどちらも同じですが、
ラグは「お部屋の一部に敷くもの」、カーペットは「お部屋の全体に敷くもの」
という違いがあります。
そのため、ラグは基本的に6畳サイズまでですが、カーペットはそれ以上のサイズもあります。
Q:いいなと思ったラグが薄手で不安 ……
A:ラグの下に敷くことで厚みを出せるアイテムがあります。
Q:いいなと思ったラグに滑り止めがない ……
A:滑り止めシートや、ラグの下に敷くラグを使うことで滑りを防げます。
Q:ラグ選びで失敗しないコツは
A:使用場所と目的を確認し、設置スペースのサイズを予め把握しておくことがポイントです。
デザインがお部屋に合うかどうかは、周りの家具と色味をあわせたり、設置スペースにラグの写真を合成してみたりすると失敗を減らせます。 実際に敷いたイメージをシュミレーションできるサービスを提供しているサイトもありますおので活用してみましょう。
10. まとめ
✔ サイズから選ぶ、機能から選ぶ、デザインから選ぶなどの観点から絞り込みをかけると◎
✔ イメージがつかないときは、人気のアイテムから選ぶのも選択肢のひとつ
ラグはとにかく種類が豊富! 敷く場所と目的から、自分が特に重視したいことを洗い出し、そこから絞り込みをかけていくと失敗しないラグ選びに繋がります! この記事を参考に、あなたにぴったりなラグを見つけてくださいね。
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。
創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします!
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