正方形のこたつは天板がコンパクトでお部屋に置きやすいのが魅力的。特に、一人暮らしでは省スペースを叶えてくれて便利。家族で使うなら、四方向から対面しながら座れて団らんの場所になってくれるでしょう。
同じ正方形のこたつテーブルといっても、大きさが変わればお部屋の印象や向いているシーンも変わってくるもの。しかしサイズも様々で、どの大きさのものが自分に向いているのかイメージが湧きませんよね。
そこで今回は、クオリアルで取り使っている正方形こたつテーブルを例に、サイズ別のおすすめや利用イメージ、選び方やメリット・デメリット、おすすめをご紹介していきます!
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1. 正方形こたつのメリット
①コンパクトで省スペース
縦と横の長さが均等であるため、長方形こたつよりもすっきりとした見た目。縦と横の長さを気にしなくて良いので、お部屋のまんなか、壁沿いなど好きな場所に気軽に設置できるので、お部屋の省スペースを叶えてくれます。
②どこからでも足を入れられて、温度もほぼ均等
③対面で使いやすい。コミュニケーションがとりやすい
④価格が安め
正方形のこたつはコンパクトなので、その分価格も安いものが多いです。一人暮らしなど初期費用を抑えたい方に嬉しいポイントです。
2. 正方形こたつのデメリット
①大人数で使うのには不向き(最大4人)
正方形のこたつはどこからでも足を入れやすいですが、形の性質上、一辺に一人しか足を入れられないため、4人で使うのが限界です。大人数で使いたい場合は長方形や円形のこたつを検討しましょう。
②ソファに合わせにくい
ソファは横長なデザインが多いので、正方形のこたつテーブルを前に合わせると長さにバラつきが出てしまいます。ソファの位置によってはテーブルの長さが足りず、手が伸ばしにくいことも。
③サイズもデザインもバリエーションが少ない。大きくても幅90cm
正方形こたつはサイズバリエーションがあまり多くありません。大きくても幅90cm程度のものしかなく、サイズにこだわりたい方にはあまり向いていない形です。
また、デザインについてもシンプルな木目調のものがほとんどで、個性が出にくいです。
④こたつから足がはみ出たり、テーブル上にデッドスペースが生まれやすい。
正方形こたつ布団は長方形こたつ布団より小さいため、こたつで寝転ぶと足がはみ出てしまう場合もあります。こたつで寝ることが多い方にはあまり向いていません。
また、奥行があるため、一人で使う時にはデッドスペースが生まれやすいこともあります。
3. 正方形こたつの最小サイズは60×60cm

クオリアルで取り扱っているこたつテーブルの最小サイズは約60×60cmの正方形サイズで、使用イメージは上記になります。一人で使うなら最低限必要なサイズとなります。
60cmの正方形テーブルは、一人で使うには十分な広さではありますが、コンパクトさを重視しているため、ゆとりをもって使いたい場合には少し窮屈かもしれません。
■正方形こたつテーブルのサイズにはどんなものがある?
正方形こたつテーブルのサイズには、主に①約60×60cm②約75×75cm③約80×80cm④約90×90cmなどがあります。
【正方形こたつサイズ おすすめ人数早見表】
4.【1人使用おすすめサイズ】約60×60cmこたつテーブルのサイズイメージ
【特徴】
一人向けこたつテーブルの最小サイズ。食事はもちろんのこと、ノートパソコンも置けるサイズ感です。 一人暮らしのお部屋によく取り入れられているサイズなので、 初めてこたつを買う方におすすめです。
①コンパクトなサイズなので、一人暮らしや子ども部屋など、どんなお部屋にも置きやすい。壁付けも出来る。
②価格が安いものが揃っている。電気代も安いものが多い。
①二人以上で使うとなると窮屈と感じるサイズ感。
②食事や作業の兼用テーブルとして使うには少し広さが足りないサイズ感。
【1時間あたりの電気代※】約5円
※こたつテーブル キューブ60×60cm/石英管ヒーター300Wを使用した場合
《使用用途》食事のみなら十分な広さですが、作業用スペースとして兼用したい場合や来客が多い場合は、75×75cmなどの少し大きめの他サイズも検討してみましょう。
《電気代》使用しているヒーターやワット数によって電気代が変わってきます。1時間あたりの電気代が安いものや、省エネタイプを選ぶと、毎月の電気代を抑えられるでしょう。
《オフシーズンの取扱》折りたたみタイプだと、隙間に仕舞えてオフシーズンや掃除の際に便利です。
《デザイン》木目調のシンプルなデザインがほとんどです。
5.【1~2人使用おすすめサイズ】約75×75cmこたつテーブルのサイズイメージ
【特徴】
一人~二人向けのコンパクトこたつテーブル。正方形こたつのスタンダードなサイズで、一人暮らしなら食事も作業もこれ一台でこなせます。 二人で対面して使うのにちょうど良いサイズ感で、来客が多い一人暮らしや、二人暮らし・新婚ファミリーにおすすめなサイズです。
①コンパクトだけどゆとりのある大きさで、マルチに活躍
②スタンダードなサイズで商品数が多い
③折りたたみ脚のものも多く、オフシーズンも収納しやすい
①大きくもなく小さくもなく中途半端なサイズ感
②二人以上で毎日使うとなるとちょっと窮屈なサイズ感
【1時間あたりの電気代※】約5円
※こたつテーブル キューブ75×75cm/石英管ヒーター300Wを使用した場合
《使用用途》一人~二人暮らしには十分な広さですが、大人数で使うには少し物足りない大きさです。3人以上で使いたい場合は、90×90cmなどの少し大きめの他サイズも検討してみましょう。
《電気代》使用しているヒーターやワット数によって電気代が変わってきます。1時間あたりの電気代が安いものや、省エネタイプを選ぶと、毎月の電気代を抑えられるでしょう。
《オフシーズンの取扱》折りたたみタイプだと、隙間に仕舞えてオフシーズンや掃除の際に便利です。
《デザイン》木目調やホワイトなど、正方形こたつのなかでは比較的バリエーションが多いです。
6.【2~3人使用おすすめサイズ】約80×80cmこたつテーブルのサイズイメージ
【特徴】
二人~三人向けのこたつテーブル。75×75cmの正方形こたつと5cmしか変わりませんが、二人で向かい合って座ってもお互いの距離感に余裕があり、三人でも不便なく使えます。二人暮らしや小さなお子様がいる三人暮らしなどにおすすめです。ダイニング向けのハイタイプもあります。
①ゆとりがあるけど大きすぎないサイズ感で使いやすい
②一人が食事、一人が作業というスタイルでもゆとりがある
③一年中使えるしっかりした見た目のものが多い
①折りたたみタイプが少なくなってくるサイズ帯
②一人暮らしで使うには部屋を圧迫する大きさ
四人で使うとなると、狭く感じる
【1時間あたりの電気代※】約3.9円
※こたつテーブル リノ80×80cm/カーボンフラットヒーター300W強を使用した場合
《使用用途》二人暮らしの食事・作業用にちょうど良いサイズ感。折りたたみタイプが少なくなるサイズ帯なので、一年中使うことを前提に選ぶのがおすすめ。一人暮らしのお部屋には大きすぎるためあまりおすすめできません。
《電気代》使用しているヒーターやワット数によって電気代が変わってきます。1時間あたりの電気代が安いものや、省エネタイプを選ぶと、毎月の電気代を抑えられるでしょう。
《オフシーズンの取扱》折りたたみタイプが少なくなるサイズ帯なので、一年中使うことを前提に選ぶのがおすすめです。どうしても収納したい場合は解体が必要です。
《デザイン》木目調が多いです。一年中使うことを想定した重厚なデザインのものが多いです。
7.【4人使用おすすめサイズ】約90×90cmこたつテーブルのサイズイメージ
【特徴】
四人向けのこたつテーブル。正方形こたつの最大サイズ帯です。一辺に一人座ってもゆったり使える、4人家族のこたつにぴったりな大きさです。一軒家など広い部屋に置く正方形こたつを探している場合は、このサイズを選んでおけば間違いないでしょう。ダイニング向けのハイタイプもあります。
①四人で食事や作業で使ってもゆとりのあるサイズ感
②テーブル・こたつ布団共に商品数が豊富で、インテリアに合うこたつを見つけやすい
③一年中使えるしっかりした見た目のものが多い
④脚の高さ調整ができる、ダイニング向けのハイタイプなど、機能性が高い商品も
①折りたたみタイプがほぼ無い
②こたつテーブル+こたつ布団がお部屋に占める面積がかなり大きくなりがちで、生活感のある雰囲気に。
③他に正方形こたつに比べると電気代が掛かる
【1時間あたりの電気代※】約5.6円
※趣90×90cm/石英管ヒーター600Wを使用した場合
《使用用途》四人家族の食事・作業用にちょうど良いサイズ感。大きなサイズかつ折りたたみタイプがほぼ無いので、広いお部屋で一年中使うことを前提に選ぶのがおすすめ。一人~二人暮らしの狭いお部屋には大きすぎるためあまりおすすめできません。
《電気代》使用しているヒーターやワット数によって電気代が変わってきますが、他の正方形こたつに比べると電気代が掛かる傾向にあります。1時間あたりの電気代が安いものや、省エネタイプを選ぶと、毎月の電気代を抑えられるでしょう。
《オフシーズンの取扱》折りたたみタイプが少なくなるサイズ帯なので、一年中使うことを前提に選ぶのがおすすめです。どうしても収納したい場合は解体が必要です。
《デザイン》木木目調が多いです。一年中使うことを想定した重厚なデザインのものが多いです。
8. 正方形こたつテーブルにおすすめのこたつ布団は
同じテーブルを使っていても、こたつ布団ひとつでお部屋の印象は大きく変わります。最近ですと、こたつ布団が不要なこたつもありますが、こたつ布団があることで床の冷気をシャットアウト出来、より温かく過ごせるでしょう。
正方形こたつテーブルにおすすめなこたつ布団は、正方形サイズのもの。テーブルと布団の形を揃えることで、統一感のある見た目になります。長さは、テーブルの長さの+100~130cmほど長いこたつ布団(テーブル天板の2~3倍の長さ)を選ぶと安心です。
【こたつ布団サイズ早見表】
| こたつテーブルサイズ | おすすめこたつ布団サイズ | おすすめピックアップ |
|---|---|---|
| 約60×60cm | 約160×160cm 約170×170cmなど |
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| 約75×75cm | 約175×175cm 約190×190cmなど |
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| 約90×90cmなど | 約190×190cmなど | ![]() |
9. 正方形こたつテーブルの高さはどう選べばいい
こたつといえば、ロータイプのものが殆どですが、なかにはダイニング向けのハイタイプのテーブルもあります。
床に座って使うなら、ロータイプのものを選べば基本問題ありませんが、椅子に座って使おうか迷っている方に向けて、基本的な特徴や選び方をご紹介します。
■ロータイプ(高さ38~43cm前後)| 床で使う人向け
高さ38~43cm前後のこたつテーブル。床に座って使うのにぴったりな高さ。リビングや食事や作業など様々なシーンにマッチします。
ロータイプといっても、足を伸ばしてもヒーターが当たらないくらいのゆとりが確保されているので、普通のローテーブルと同じ感覚で使えます。テーブル・こたつ布団共に商品が豊富で選びしろがあります。
■ミドルタイプ(高さ51~56cm前後) | ソファで使う人向け
高さ51~56cm前後のこたつテーブル。ソファに座って使うのにぴったりな高さ。高座椅子と合わせて使うことも。リビングでくつろぐシーンに最適です。
ソファと高さを合わせづらいので高さ調節可能(継脚タイプ)なテーブルで調整するのがおすすめです。また、テーブル・こたつ布団共に商品数が少ない点も注意が必要。こたつ布団は裾が床に少しつくくらいのものを選びましょう。
■ハイタイプ(高さ64~69cm前後)| 椅子で使う人向け
高さ64~69cm前後のこたつテーブル。ダイニングテーブルとして使う(ダイニングチェアに座って使う)のにぴったりな高さ。食事でのシーンに最適です。
こたつ布団の商品数が多くはないため、セット販売などで対応したこたつ布団を確実に確保しておくか、布団レス仕様を選ぶのがおすすめです。
10. 正方形こたつのサイズのよくあるQ&A
Q1: 一人暮らしのこたつで、60×60cmと75×75cmで迷っています。どちらが良いですか?
A: 60cmは「最小・1人専用寄り」。食事+ノートPCでのちょっとした作業には問題ないですがはOKですが、来客や物を広げての作業にはあまり向いていません。
75cmは「1〜2人向けの定番」で食事も作業もバランス良くこなせます。一台で様々な用途をこなしたいなら75cmがおすすめです。
Q2: 折りたたみは必要?オフシーズンはどうする?
A: こたつは寒い時期だけ使いたい・オフシーズンは片づけたいという人には、折りたたみが便利です。
特に、一人暮らしなど狭いお部屋ではベッド下など隙間に収納できて重宝するでしょう。
一年中使う場合は、折りたたみ機能がなくても特に不便を感じないため無くても問題ないでしょう。
Q3: ソファ前に正方形こたつは合う?
A: 横長ソファとは横幅のバランスが崩れやすいです。ただ、使えないことはありません。
コンパクトなソファを合わせることで、ばらつき感を抑えることができます。
Q4: 正方形こたつは一年中使えるの?
A: こたつ布団を外せばローテーブルとして使えるため、通年利用可能です。特に木目調や脚のデザインがしっかりしているものは、夏場も違和感なくインテリアに馴染みます。
Q5: 正方形こたつに合う椅子や座椅子は?
A: 床座りなら高さ10cm前後の座椅子が快適。ミドル〜ハイタイプなら、高さ調整できる高座椅子やダイニングチェア・ソファを合わせると姿勢がラクになります。
Q6: 正方形こたつに合うラグやカーペットのサイズは?
A: こたつ布団のサイズと同じくらい・少し大きい(例:20〜30cm)ラグを選ぶと、こたつ布団がはみ出さず、座ったときも快適です。
形は何でも大丈夫ですが、正方形や長方形だと見栄えが良いです。
Q7: 正方形と円形こたつで迷ったらどっちがいい?
A: 正方形は配置しやすく、省スペース重視の方向け。円形は柔らかい印象でビジュアル重視の人向けです。置きやすさを重視したいなら正方形がおすすめです。
Q8: 子どもがいる家庭でも安全に使える?
A: 怪我を防ぐためにも角の丸いデザイン(ラウンド加工)や温度調節機能付きヒーターを選ぶと安心です。
天板固定ネジ付きタイプなら、布団を引っ張ってもズレません。
Q9: 一人暮らしでなるべく省スペースでこたつを置くには?
A: 正方形最小サイズの60×60cmを取り入れ、こたつ布団も省スペース設計のもの(角にスリットが入っていて広がりを抑えてくれる)を選ぶと、最小限のスペースで設置ができます。
11. まとめ
✔ サイズは60〜90cmまであり、人数や部屋の広さで選ぶのがポイント。
✔ 一人暮らしなら60〜75cm、二人以上なら80〜90cmがおすすめ
✔ サイズが小さくても大きくても、使用人数は最大4人
✔ こたつ布団や部屋のレイアウトと合わせて選ぶと、より快適に!
正方形こたつはコンパクトで置きやすく、一人暮らしから家族まで幅広く使える便利なアイテムです。サイズは60〜90cmと様々で、人数やお部屋の広さに合わせて選ぶのがポイント。一人なら60〜75cm、二人以上なら80〜90cmが快適です。省スペース性や価格の手頃さが魅力ですが、大人数利用には不向き。こたつ布団やレイアウトとの相性も考えて選べば、冬の暮らしがもっと快適になります。この記事を参考に、あなたにぴったりな正方形こたつを見つけてくださいね!
クオリアルは『インテリアで暮らしを豊かに』をコンセプトにロープライスでオシャレな家具を販売するオンラインショップです。 ご紹介した商品以外にも、組み立て簡単なベッドや1人がけソファ、おしゃれなラグや便利な収納家具など幅広く取り揃えています。 ぜひ一度覗いてみてくださいね。
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クオリアル 編集スタッフ
家具・インテリアオンラインショップ「クオリアル」の店舗スタッフ。
創業130年・ショップ運営15年のなかで培われたインテリアにまつわる豊富な知識を活かして、知っているともっとお部屋が素敵になる、インテリアコラムをお届けします!
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